メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

男性型脱毛症の治療薬に警告、自殺衝動との関係が疑われる成分とは?

佐藤美穂 アクセス  

ヨーロッパ医薬品庁(EMA)がAGA(男性型脱毛症)治療薬の成分が精神的な副作用を引き起こすリスクについて警告し調査を開始したことから、韓国の食品医薬品安全処も検討に入った。

10日、関連業界およびロイターなどの海外メディアによると、EMAは自殺衝動のリスクについて、AGA治療薬の成分である「フィナステリド」と「デュタステリド」、およびそのジェネリックを含むAGA治療及び防止薬を検討中である。フィナステリドとデュタステリドの場合、自殺衝動などの精神的副作用のリスクが継続的に指摘されている。

EMA傘下の安全性管理委員会(PRAC)がこの二つの成分に対する審議を開始した。EMAは検討後、同医薬品の市販許可を撤回・中断または維持するべきかどうかを勧告する方針である。

グローバル製薬会社MSDから分社した会社であるオガノン(Organon)は、AGA治療薬「プロペシア」(フィナステリド)と良性前立腺肥大症(BPH)治療薬「プロスカ」(同成分)を販売している。GSKでは「アボダート」(デュタステリド)という名前でAGA治療薬を販売している。

市場にはフィナステリドとデュタステリドのジェネリック版が多数販売されている。

フランスの規制機関である国立医薬品健康製品安全庁(ANSM)は最近、フィナステリドおよびデュタステリドを含む製品に関して自殺衝動および自殺に関するすべての利用可能なデータと、これらの潜在的リスクが該当製品の有益性とリスクバランスに与える影響を検討すべきだと述べた。

フランスの規制当局は「フィナステリドと自殺衝動の因果関係は証明されてはいないが、性機能障害や勃起不全、うつ病、性欲減退などの既知の薬物の異常反応が自殺衝動を引き起こす可能性があることを考慮すると、少なくとも合理的な可能性として考えられる」と説明した。

フィナステリド成分に対する問題提起は今回が初めてではない。2017年、フィナステリド症候群財団という患者団体は当時、規制当局に薬の販売を中止すべきだと要求した。

ただし、米国食品医薬品局(FDA)は薬のラベルに自殺衝動および行動に関する警告を表示するよう求めながらも、プロペシアを市場から排除するという要請は受け入れなかった。

韓国の食品医薬品安全処も安全性の検討に入った。韓国におけるAGA人口は約1000万人に達すると言われる。AGA治療薬市場規模も約1200億ウォン(約132億円)に達すると推定されている。

韓国でも同様にオリジナル医薬品であるプロペシアとアボダートを含め、約300種類のジェネリック薬が食品医薬品安全処から許可を受けている。

食品医薬品安全処の関係者は「食品医薬品安全処でもこれを認識しており、すぐに検討に入った」とし、「AGA治療薬の成分と副作用の因果関係が明確に確認されれば、我々も追加措置を講じる予定だ」と述べた。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「トランプよ、本気で戦争をやる気か」…“攻撃”発言にコロンビア大統領が激怒「主権を脅かすな!」
  • 「トランプ、国民を裏切る」民主党州で食費支援停止…政権崩壊を招く“自滅の強行策”
  • 「日本、世界不安でも景気堅調」11月サービスPMI53.2で”8カ月連続拡大”
  • 【黒海が戦場に】露タンカーが無人機に被弾…プーチン激怒「海上接近を遮断せよ!」
  • ハーバードが“ビットコインで迷走”? 5億ドルETF投資が急落、評価損14%超の大波紋
  • 「中東の覇者もトランプには逆らえず?」ネタニヤフ、シリアとの安保協議で急転直下の“前向き発言”

こんな記事も読まれています

  • 「雪がなくても危険」普段使っていたタイヤが冬に性能が二倍落ちる理由
  • 【スパイショット】2026年デビューへ、EV化してもフェラーリの軸は揺れない
  • Sクラスが“自ら動くセダン”へ進化、ロボタクシー技術がついに高級車へ
  • レクサスが“V8最後通告”、次世代クーペ統合でスポーツ体系が激変
  • 「日本、世界不安でも景気堅調」11月サービスPMI53.2で”8カ月連続拡大”
  • 【黒海が戦場に】露タンカーが無人機に被弾…プーチン激怒「海上接近を遮断せよ!」
  • ハーバードが“ビットコインで迷走”? 5億ドルETF投資が急落、評価損14%超の大波紋
  • 「中東の覇者もトランプには逆らえず?」ネタニヤフ、シリアとの安保協議で急転直下の“前向き発言”

こんな記事も読まれています

  • 「雪がなくても危険」普段使っていたタイヤが冬に性能が二倍落ちる理由
  • 【スパイショット】2026年デビューへ、EV化してもフェラーリの軸は揺れない
  • Sクラスが“自ら動くセダン”へ進化、ロボタクシー技術がついに高級車へ
  • レクサスが“V8最後通告”、次世代クーペ統合でスポーツ体系が激変
  • 「日本、世界不安でも景気堅調」11月サービスPMI53.2で”8カ月連続拡大”
  • 【黒海が戦場に】露タンカーが無人機に被弾…プーチン激怒「海上接近を遮断せよ!」
  • ハーバードが“ビットコインで迷走”? 5億ドルETF投資が急落、評価損14%超の大波紋
  • 「中東の覇者もトランプには逆らえず?」ネタニヤフ、シリアとの安保協議で急転直下の“前向き発言”

おすすめニュース

  • 1
    「邪悪で吐き気がする」サブリナ・カーペンターがホワイトハウスのSNS投稿に激怒?

    エンタメ 

  • 2
    ILLITの新章が始まった…新曲「NOT CUTE ANYMORE」累計1,000万再生突破!

    エンタメ 

  • 3
    SHIHO、夫・秋山成勲と“2か月会えず”…結婚10年目の喧嘩期と距離の取り方を語る

    エンタメ 

  • 4
    「可愛すぎてオファー殺到」有名タレントの娘、14カ月で大手家電広告デビュー

    エンタメ 

  • 5
    K-POP唯一の出演!LE SSERAFIM、米“最大級の年越し番組でニューヨークの夜を彩る

    エンタメ 

話題

  • 1
    「ここが世界一安心するんだよにゃ…」子猫の“お腹見せ寝落ち”が世界をとろけた

    フォトニュース 

  • 2
    クリスタル、姉ジェシカ激怒の“ブランドバッグ事件”を初告白!16年分のファッション秘話も

    エンタメ 

  • 3
    56歳とは思えない…ヌードトーンの“攻めのステージ衣装”で登場したポップスタ ジェニファー・ロペス

    エンタメ 

  • 4
    「私、まだいける?」女優イェ・ジウォン、路上で番号を聞かれたエピソードにスタジオ騒然

    エンタメ 

  • 5
    【尊い】サッカーの伝説パク・チソン、10歳娘との“同じ場所・同じポーズ”成長ショットに母たち感動

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]