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【株式情報】ハンドルもペダルもない未来のタクシー、テスラの野望にトランプ氏がお墨付き?株価41.5%高騰の舞台裏

川田翔平 アクセス  

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

テスラ株が18日に再び急騰した。ドナルド・トランプ次期アメリカ大統領が、アメリカ運輸省の最優先課題として自動運転規制の緩和を推進するとの報道が株価急騰の引き金となった。

テスラ株は一時、前週末比7%超上昇した。海外メディアによると、トランプ政権引継ぎ委員会では現在、自動運転に関する連邦規制の緩和を計画しているという。

トランプの大統領選勝利に最も貢献したとされるテスラCEOのイーロン・マスクが、トランプ第2期政権下で投資家たちが期待していた各種の恩恵を受ける可能性が高まっているとみられている。

テスラは当初の計画通りに本格的な自動運転車両の生産には至っていないものの、その期待は依然として高い。テスラは運転手が不要の「ロボタクシー」の量産を計画している。マスクは先月、ロボタクシーのコンセプトカー「サイバーキャブ」を公開した。サイバーキャブは価格が3万ドル(約464万円)の2人乗り車両で、アクセル、ブレーキペダルやハンドルがない。乗客が車両の運行を監督する必要もなく、実際に監督することもできない。

テスラはロボタクシー競争でグーグル傘下のウェイモに後れを取っている。ウェイモはすでにアメリカ内の複数都市で自動運転車両の運行に成功している数少ない企業の一つである。

マスクは先月のイベントで、来年には「監督不要」の完全自動運転(FSD)機能を搭載したモデル3とモデルYを発表すると述べた。

テスラ株は18日、アメリカ東部時間午後12時24分現在、前週末比23.02ドル(7.18%・約3,561円)高の343.74ドル(約53,178円)で取引されている。テスラの株価はトランプ当選以降、41.5%も急騰している。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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