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「100機の小型ドローンを一斉に発射」中国の新型ドローン空母「九天」6月に初飛行、専門家が指摘する欠点

荒巻俊 アクセス  

小型ドローン100機を発射可能なドローン空母「九天」、6月に初飛行

中国が野心的に開発した新型大型ドローン空母が来月初飛行を控えていると最近、ニューズウィークなどの海外メディアが報じた。

中国中央テレビ(CCTV)は19日(現地時間)、無人ドローン空母「九天」が6月に初飛行すると報道した。同局はこのドローン空母がドローン戦争の様相を一変させると主張した。

引用:X@IndoPac_Info
引用:X@IndoPac_Info

このドローン空母は全長25mで、最新のターボファンエンジン推進システムを採用し、最高高度15km、最高時速700km、最大航続距離7,000kmを誇る。

九天の特徴は、飛行中に機体両側から小型ドローンを発射できる点だ。最大6トンの搭載量を持ち、蜂が巣から飛び出すかのように、ドローン空母から小型ドローン100機を一斉に発射できる。

引用:CCTV
引用:CCTV

ドローンの一斉発射に加え、空対空、空対艦、空対地ミサイルを組み合わせて搭載可能で、1,000kg誘導爆弾も装着できる。このドローン空母はモジュール設計により製造され、任務に応じて2時間以内に搭載物を交換できるため、多様な民間・軍事任務に適しているという。

一方で、一部の専門家はこの巨大ドローン空母について、誇大宣伝に過ぎないとの見方を示している。

中国はアジア太平洋地域の最強軍事大国としての地位を確立し、米国との競争に向けて軍事力を増強し続けている。中国の軍艦数は現在、米海軍を上回っており、有事の際の制空権確保を目指し、無人航空機とスウォーム技術に多額の投資を行ってきた。

専門家らは、九天の大きさゆえに現代の防空システムに容易に探知されるという欠点を指摘する。ニューズウィークによれば、このドローンの最大飛行高度は、米国のTHAADやパトリオットPAC-3、台湾のスカイボウIII、日本のイージスBMD、韓国のKM-SAMブロックIIなど、様々な最新防空システムの射程内に入るという。

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