「10兆ウォン(約1兆442億6,645万5,028円)の灰燼」ロシアの軍基地が壊滅、核爆撃機も次々と破壊…史上最大規模のドローン攻撃


引用:Telegram


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この日、ウクライナ軍関連のSNSには、ウクライナ保安庁が遠隔操作するFPVドローンが各空軍基地内の軍用機に突入し、炎と煙が立ち上がる様子が映っている動画が次々と投稿された。
特にこの日、ウクライナ保安庁はベラヤ空軍基地でツポレフTu-95MS爆撃機3機とTu-22M3爆撃機2機、オレニャ空軍基地でTu-95MS 4機と軍用輸送機An-12なども標的となった。
Tu-22M3は最高速度がマッハ1.88(時速約2,300km)に達するソ連初の量産型超音速戦略爆撃機だ。航続距離6,800km、最大離陸重量124トンで核ミサイルを搭載することが可能だ。ロシア軍は2022年4月、この爆撃機を使用してウクライナのアゾフスタリ製鉄所を集中爆撃した。1機当たりの価格は2億〜3億ドル(約288億86万8,830円〜432億130万3,245円)とされる。
航続距離1万5,000kmの長距離戦略爆撃機Tu-95MSは、冷戦時代にアメリカに核爆弾を投下できるよう設計された。最大離陸重量188トン、最高時速925kmで、核弾頭を搭載可能な空対地巡航ミサイル(Kh-55)を最大8発まで搭載できる。1機当たりの価格は2,628万ドル(約37億8,443万4,164円)と推定される。


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ウクライナ保安庁はドローンを小型木製コンテナに隠し、一般貨物を装ってトラックでロシアに輸送したとされる。その後、適切なタイミングで遠隔操作でトラックと木箱の蓋を開け、ロシアの各空軍基地にドローンを発射したという。
ロシアの現地目撃者は「高速道路に駐車されたカマズトラックからドローンが飛び出してきた」と証言している。
ウクライナ当局は、今回の「スパイダーウェブ」作戦はウクライナ保安庁のバシル・マリウク長官が考案し、過去1年6カ月間綿密に準備してきたと明かした。そして、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が直接進捗状況を監督していたと説明した。
ただし、海外メディア「アクシオス」は、ゼレンスキー大統領が作戦について事前にアメリカのトランプ政権に通報していなかったと報じた。
ゼレンスキー大統領はX(旧Twitter)への投稿で作戦に直接言及せず、ウクライナ国防省やウクライナ保安庁など軍・安全保障機関の首脳から防衛作戦について報告を受けたと述べた。
そして、「我々は我が国の独立、国家、そして国民のためにあらゆる努力を尽くしている」と強調した。
その後、ゼレンスキー大統領は同日夜の演説で、今回の作戦を1年半以上かけて計画し、ドローン117機を投入したと公式に発表した。
彼は「計画、組織、全ての詳細が完璧に準備された」とし、「間違いなく独特な作戦だったと自信を持って言える」と述べた。