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中国の核弾頭600個突破!年100個ペースで増加中…米に「報復できる軍事力」構築か

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos
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中国の核兵器備蓄量が急増しており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に関しては、2030年までにアメリカやロシアに匹敵する規模へと到達する可能性が高いと見られている。

16日、香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の年次報告を分析し、中国は現在、少なくとも600個の核弾頭を保有しており、今後10年でさらに増加が見込まれていると報じた。

中国は2023年以降、核弾頭の保有量を毎年100個ずつ追加している。SIPRIによれば、「現在、世界で最も急速に核戦力を増強している国だ」という。保有する核弾頭のうち、132個は発射装置に実戦配備されており、残りは保管中とされる。

SIPRIは、中国の急速な核弾頭増強の背景として、世界的な軍事大国を目指す中国政府の方針を挙げた。アメリカのミサイル防衛システムが年々強化されていることが、中国の報復能力を弱める可能性があるとの懸念が背景にあるとみられる。

同研究所は「中国が軍事力をどのように軍事戦略の構成次第では、10年以内に露米と同等の数のICBMを保有する可能性がある」としつつ、「ただし、核弾頭の保有量は依然として両国よりもはるかに少ないだろう」とした。しかし、「新たにICBMを配備・武装化することで、中国がアメリカに対してかなりの追加の破壊力を確保できる」と予想した。

一方、今年1月時点で世界の核兵器在庫量は約1万2,241個と推定されている。このうち、退役した武器などを除いた実際に使用可能な核弾頭は総9,614個である。ミサイルや爆撃機に搭載されて実戦配備されている核弾頭は3,912個、保管庫に保存された核弾頭は5,702個となっている。

国別では、アメリカとロシアがそれぞれ5,177個、5,459個を保有しており、世界全体の約90%を占めている。続いて中国(600個)、フランス(290個)、イギリス(225個)、インド(180個)、パキスタン(170個)、イスラエル(90個)の順で保有量が多かった。SIPRIは北朝鮮も約50個の核弾頭を保有しており、最大でさらに40個分の核分裂物質を保有していると推定している。

SIPRIはまた、「9つの核保有国のほぼすべてが今年も既存の武器をアップグレードし、新型を追加するなど、集中的に核現代化プログラムを続けている」と指摘し、「このように削減速度が鈍化し、新たな核兵器の配備が加速することで、冷戦終結後に続いてきた世界の核弾頭数減少傾向が今後数年で逆転する可能性が高い」と警告した。

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