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「ボーイング機=不安に拍車」…最新鋭787墜落で274人死亡、「エンジンと油圧に異常」で制御不能に陥ったか

荒巻俊 アクセス  

引用:reddit
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2018年の墜落事故以降、品質問題が絶えないアメリカの航空機メーカー・ボーイングは、今月発生したインドの航空機墜落事故でも機体故障の疑惑を受けている。米航空当局はインドの事故とは別に、ボーイング機の安全性改善を求める勧告を出した。

インドで墜落したボーイング機で緊急発電機が作動

アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」は18日(現地時間)、インド西部グジャラート州アーメダバードで発生したエア・インディアAI171便墜落事故の調査関係者の話として、墜落直前にエンジンや機体の油圧システムに問題が生じた可能性があると報じた。12日、アーメダバードのサルダール・ヴァッラブバーイー・パテール国際空港からイギリスのロンドンに向かっていたAI171便は、離陸後190.5mまで上昇した後、近くの医科大学の寮に墜落した。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、事故機の飛行時間はわずか50秒で、少なくとも274人が死亡した。

事故機はボーイングが製造した最新鋭機「787ドリームライナー」だった。ドリームライナーは2011年に初の商業運航を開始し、今回が初の墜落事故となる。AI171便に使用された事故機は2013年に初飛行し、翌年の2014年1月にエア・インディアへ納入された。現在、世界中で1,175機のドリームライナーが毎日2,100回の飛行を行っている。

現在インドにはドリームライナーが34機あり、1機を除いてすべてエア・インディアが保有している。インド民間航空局(DGCA)は18日の声明で、現在エア・インディアのドリームライナーのうち6機が整備のため運航を停止しており、残りの27機のうち24機を点検した結果、重大な欠陥はなかったと発表した。

WSJの取材に応じた関係者は、墜落直前に事故機でラムエア・タービン(RAT)が作動したと証言した。RATは緊急時に作動する小型の風力発電装置で、機体下部からプロペラが飛び出し、機体に当たる風を利用して重要部品に電力を供給する。ボーイングの説明書によれば、この装置は両エンジンが故障した場合や3つの油圧システムの圧力がすべて低下した場合に自動で作動する。また、操縦室の計器盤が電力を失ったり、航空機の電動ポンプに問題が生じた場合にも作動する。必要に応じて、操縦士が手動で作動させることもできる。

アメリカのエンブリー・リドル航空大学のアンソニー・ブリックハウス航空学教授は、操縦士が通常両エンジンが停止したと判断した場合、RATを手動操作すると説明した。鳥の衝突や燃料問題などで両エンジンが停止する可能性はあるが、極めて稀な現象だという。昨年12月、韓国・全羅南道(チョルラナムド)の務安空港でエンジン停止後の着陸中に事故に巻き込まれたボーイング「737-800」機にはRAT装置が搭載されていなかった。

引用:ウォール・ストリート・ジャーナルのホームページ
引用:ウォール・ストリート・ジャーナルのホームページ

終わらないボーイングの品質問題

AI171便の乗客で唯一の生存者となったビシュワシュ・クマール・ラメシュ氏は、事故当時、飛行機が空中で数秒間停止した後、客室に緑色と白色の光が入ってきたと回想した。DGCAおよび調査当局は事故機のブラックボックスを回収し調査を開始した。米国家運輸安全委員会(NTSB)の元理事であるピーター・ゴールズ氏は18日、イギリスの「BBC」を通じて墜落原因を特定するためにはまず事故当時のエンジンの作動状態、翼および揚力に関連する機械装置を調べる必要があると説明した。これらの部品に機械的な問題がなければ、航空機の「頭脳」となる飛行管理制御システムを調べる必要があると指摘。そのシステムに誤りが確認されれば「これはボーイングだけでなく航空産業全体に深刻な問題となる可能性がある」と述べた。

今年創立109周年を迎えたボーイングは2012~2018年にかけて世界航空機市場首位を維持していたが、2018年の「737MAX」墜落事故以降、安全性に関する論争に巻き込まれ、下降線をたどっている。ボーイングはコスト削減のための過度な外注と、それに伴う品質管理の失敗により、米政府から生産量制限および安全性改善命令を受けることもあった。

アメリカの「CNN」によると、NTSBは18日、インドの事件とは別に「LEAP-1B」エンジンを搭載した航空機の運航者に対して緊急警告を発表した。このエンジンはアメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)エアロスペースとフランス・サフランの合弁会社CFMインターナショナルが製造している。NTSBの調査結果によると、ボーイング737MAXやエアバスA320neoなどに使用されるこのエンジンのオイルシステムが破損した場合、煙や熱が操縦室および客室に流入する可能性があるとし、特に注意を呼びかけた。CNNはNTSBの今回の公告が非常に異例だと評価した。GEエアロスペースとボーイングは18日、この公告について既に必要な措置を講じたと主張している。

引用:instagram
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