
中国共産党の党員数が、昨年末時点で初めて1億人を超えたことが分かった。
6月30日、中国共産党中央組織部が発表した2024年の統計公報によると、昨年12月31日現在の党員数は1億27万1,000人で、前年比1.1%(108万6,000人)増加した。この統計は、7月1日の中国共産党創立104周年記念を前に公表された。
中国共産党は1921年、上海のフランス租界で毛沢東や陳独秀ら13人の代表が初の全国代表大会(党大会)を開催し、創立された。当時の党員数はわずか54人だったという。1949年に中華人民共和国が成立されるまでの間も、党員数は約5万4,000人にとどまっていた。
中国共産党の末端組織である基層組織の数も着実に増加している。昨年末時点で全国の基層党組織は約525万組織に達し、前年より7万4,000組織(1.4%)増加した。
また、女性党員は全体の30.9%を占め、前年より0.5%増加し、専門学校卒以上の学歴を持つ党員は全体の57.6%に上った。少数民族出身の党員比率は7.7%を占めた。
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