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「1100人死亡の報復か」IAEAを締め出したイラン、核施設は“監視ゼロ”の異常事態へ

望月博樹 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

国際原子力機関(IAEA)の事務次長が、イランとの冷え込んだ関係を修復するためにイランを訪問すると、イラン外相が10日(現地時間)に発表した。

Newsisの報道によれば、アッバス・アラグチ外相は、11日に予定されている今回の訪問において、「IAEA事務次長がイランの核施設を視察することはない」と述べた。

今回の訪問は、6月にイスラエルとイランの間で12日間にわたる激しい戦闘が繰り広げられ、イランの核施設の一部が攻撃を受けた以降、IAEAとして初めての訪問となる。

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は7月3日、全国に対しIAEAへのすべての協力を停止するよう命じた。これは、米国とイスラエル軍がイランの最重要核施設を爆撃したことが理由とされる。

この決定により、この決定により、今後IAEAの査察官が、兵器級に近づいているイランの核プログラムを監視・追跡することは一層困難になると見られている。

アラグチ外相は「新たな協力の枠組みが確定するまで、いかなる協力も行わない。そして、新たな協力の範囲は必ずイラン国会で可決された法律に基づいて定められる」と発表した。

イランの国営メディアは先週、アラグチ外相がテレビ番組に出演し、「今後イランがIAEAに協力するのは、必ずイランの最高安全保障機関である最高国家安全保障評議会の承認を経た場合のみである」と述べたことを次々と報じた。

過去にも、イランは西側諸国との核交渉での駆け引きとして、IAEAによる査察を制限した前例がある。今回、イランと米政府が核プログラムに関連する協議をどれほど早く再開できるかは、依然として不透明な状況だ。

米国の情報機関やIAEAは、イランが2003年から核兵器開発計画を組織的に維持してきたことを裏付けている。しかし、最近ではイラン政府のウラン濃縮レベルが60%に達しており、これは完全な兵器級である90%にあと一歩という水準だ。

米国は6月、イスラエル軍がイランと空爆戦を展開している際、イランの主要核施設3か所を爆撃した。

その結果、イランでは軍司令官や核科学者を含むおよそ1,100人が死亡したとされる。一方、イスラエル側の死者はわずか28人にとどまった。

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