20代の女教師が男子生徒と性的関係を持っていたことが発覚し、論争が起きている。
現地メディアの『ニュージーランド・ヘラルド(NH)』などによると、オーストラリア・クイーンズランド州の私立学校セント・オーガスティン・カレッジで放課後に演劇を指導していた女教師エラ・クレメンツが、15歳の男子生徒と複数回にわたり密会していたことが分かった。

クレメンツは5月、演劇の準備を口実に生徒へ個人の連絡先を渡し、「君は特別な生徒だ」といった内容のメッセージを送信。その後、駐車場やアパートで性的関係を持ち、「今夜が待ち遠しい」「二人だけの秘密だから誰にも言わないで」といった内容のやり取りを続けていたという。
この事実は、生徒の父親が偶然メッセージを発見したことで明るみに出た。警察は「未成年であることを認識しながら、教師は正当な交際を装い、繰り返し性的関係を続けていた」とし、「当初は特別な生徒として感情的に誘導し、最終的に性的対象にした」と指摘した。
学校側はクレメンツを即時に職位解任し、「人気のある教師だったが、生徒と保護者の信頼を裏切った」とコメント。「被害生徒のプライバシーと心理的回復を最優先に、捜査を支援している」と述べた。
現在、クレメンツは10歳以上16歳未満の子どもに対する性犯罪容疑で起訴されており、SNS使用禁止、学校から半径1km以内への接近禁止、午後9時〜午前5時の外出禁止、毎週日曜日の警察出頭などの命令を受けている。有罪が確定すれば、最長14年の懲役刑が科される可能性がある。














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