
イスラエルがガザ地区で新たな地上作戦を計画する一方、パレスチナの武装組織ハマスは軍事インフラの復旧や兵力の再編に乗り出しており、双方の再衝突の可能性が高まっている。
「Newsis」の報道によると、10日(現地時間)米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」は匿名の情報筋を引用し、イスラエル軍が最近ハマス支配地域に対する新たな軍事作戦計画を立てたと伝えた。
一方、アラブ及びイスラエル当局者によると、ハマスは戦争中に破壊された地下トンネル網の一部を復旧しており、イランなど外部からの資金流入により戦闘員の給与支払いを再開するなど、組織の再建に拍車をかけている。
これに先立ち、イスラエル軍参謀総長のエヤル・ザミール氏は、「イスラエルは黄色線(ハマス支配線)を越えて広範囲な攻撃に迅速に転換する準備が必要だ」と述べた。
イスラエルと米国は、米国主導のガザ地区和平案を履行するためにはハマスが武装解除を行う必要があるとの立場を取っている。しかし、ハマスは重火器の一部放棄には応じる可能性があるものの、小型武器については拒否の姿勢を示していると伝えられている。
イスラエル政府は、ハマスが約6万丁以上の小型武器と約2万人規模の兵力を保有していると把握している。
イスラエル政府の関係者は、「ハマスが自発的に武器を放棄しない場合、武装解除を強制せざるを得ない」と述べた。ただし、「現時点ではガザ地区進入に関する即時の計画はなく、米国の和平案推進のために時間を置いている」と語った。
ドナルド・トランプ米大統領も昨年12月、「ハマスが武装解除しなければ代価を払うことになるだろう」と警告した。
米国とイスラエルは、ハマスの完全な武装解除が行われるまでガザ地区の再建は不可能だとの立場を堅持している。
また、ガザ地区とエジプトを結ぶラファ検問所は依然として開放されておらず、戦死したイスラエル人の人質の遺体も返還されていない状態だ。
イスラエルは、ハマスとの衝突の可能性以外にも、レバノンのヒズボラとイランの軍事的再武装の可能性に対する備えも並行して行っている。
イスラエルは最近、ヒズボラ武装勢力の再編の動きを察知しており、必要な場合はレバノン内での軍事作戦も排除しないとの立場だ。イランの弾道ミサイル及び核プログラム復元の兆しについても、先制攻撃の可能性を示唆している。
イスラエルの安全保障専門家らは、現在の状況ではハマスとの衝突が以前よりも容易になる可能性があるとの分析を出している。人質問題がかなり整理され、ハマス側の住民の多くがテントなどの仮設住居に滞在しているため、民間人の避難も比較的容易だという理由からだ。
イスラエル軍元高官で戦略責任者を務めたエレズ・ウィナー氏は、「作戦計画はすでに存在しており、現状に合わせて調整しているだけだ」と述べ、「想像以上に迅速かつ簡単に作戦が遂行される可能性がある」との見通しを示した。













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