
インターネット接続がなくても利用できるメッセンジャーアプリ「Bitchat(ビットチャット)」が、イランやウガンダなど、政府による反政府デモ弾圧が厳しい国で、市民の重要な通信手段となっていると、「ロイター通信」が14日(現地時間)に伝えた。
Bitchatは、SNS「X」の共同創業者ジャック・ドーシー氏が昨年7月に発表したメッセンジャーアプリで、インターネット接続がなくてもBluetoothを使い、近くの利用者を中継点としてメッセージを送受信できる。アプリ自体は機能がシンプルで、ログインも不要だ。このため、当局がインターネットを遮断し、デモを強硬に弾圧するイランの市民にとって、Bitchatは重要な通信手段となっている。最近では利用量が3倍に増加した。
Bitchatは、ジャック・ドーシー氏がインターネットの中央集権化に一定の責任を感じ、「より自由な通信手段を提供したい」との思いから開発・発表したアプリで、インターネット接続が制限される国々の市民にとって大きな支えとなっている。
類似の仕組みを持つメッセンジャーアプリは過去にもあり、香港では2020年の民主化デモ拡大時に「Bridgefy」が人気を集めた。
一方、ノルウェー拠点の人権団体「イラン・ヒューマンライツ(IHR)」は、18日目を迎えたイランの反政府デモで、少なくとも3,428人が死亡したと発表した。アメリカの「CBSテレビ」は同日、関係者の話として、デモに関連する死亡者は1万2,000人から2万人程度と推定されると報じた。













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