
北朝鮮が27日、日本海上に向けて複数の弾道ミサイルを発射したことについて、海外メディアは現在世界で運用されている同種システムの中で最大規模だと評価した。
韓国合同参謀本部は「午後3時50分頃、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)北方地域から日本海上に向けて発射された正体不明の弾道ミサイル数発を探知した。ミサイルは約350km飛行した」と明らかにした。日本防衛省は最高高度は70kmから80kmだったと説明している。
軍当局や専門家らは、北朝鮮が韓国の主要施設を攻撃可能な600mm超大型放射砲「KN-25」を発射した可能性が高いとみている。
KN-25は北朝鮮の大口径ロケットと短距離弾道ミサイルを統合したシステムで、韓国・米軍当局は実質的には短距離弾道ミサイル(SRBM)に近い兵器と評価している。多連装ロケット(MLRS)と短距離弾道ミサイルの中間的な性格を持つ兵器で、射程は約300kmから380kmとされる。
北朝鮮はこの放射砲に一般的な高性能爆薬弾頭のほか、戦術核弾頭の搭載も可能だと主張している。

KN-25の最大の特徴は口径600mmという大口径と全長約8mに及ぶサイズだ。これについてウクライナのメディア・ユナイテッド24メディアは「KN-25は特異な600mm口径と約8mのロケット全長により、現在世界で運用されている同種システムの中で最大規模を誇る」と評価した。
さらに「KN-25は既存の短距離弾道ミサイルKN-23と類似した新型の車輪式発射車両を採用しており、従来のロケット砲とミサイル・プラットフォームの境界を一層曖昧にしている。1発あたりの重量は約3トンと推定され、この大きさから性能面では通常の砲兵用ロケットよりも短距離弾道ミサイルに近い」と伝えた。
また「北朝鮮はこれまで通常弾頭を搭載したKN-25を公開してきたが、最近では戦術核弾頭の搭載が可能だと主張しており、朝鮮半島を巡る潜在的な紛争への懸念を大きく高めている」と指摘した。
23日ぶりの弾道ミサイル挑発
今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射は、今月4日以来23日ぶりとなる。エルブリッジ・コルビー米国防次官(政策担当)の韓国訪問直後に行われたもので、コルビー次官が強調した対北抑止における「韓国の主導的役割論」への反発との見方も出ている。

米国第一主義を柱とする新国防戦略(NDS)を設計したコルビー次官は、26日に趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官、安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官と相次いで会談していた。
大統領府国家安全保障室は国防部や合同参謀本部など関係機関が出席する緊急の安全保障状況点検会議を開催し「今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議に違反する挑発行為であり、直ちに中止するよう強く求める」と表明した。
















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