

ロシアの侵攻開始から4年となった24日(現地時間)、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は地下バンカーで国民向けメッセージを発表し、国民的英雄たちの決死の抵抗を称賛した。また、終戦合意はウクライナ国民が受け入れられるものでなければならないと強調した。
この日、ゼレンスキー大統領は「開戦初日、私が世界の指導者たちと初めて電話をした場所だ」とし、首都キーウのバンコヴァ通り周辺にある地下バンカーを紹介した。
同氏は「ここでバイデン前大統領と電話会談し、まさにここで『直ちにウクライナを離れろ』と言われた」と明かした。しかし、自身は亡命ではなく抵抗を選んだと強調した。
また「数百万人のウクライナ国民も、白旗ではなく青と黄色の旗(国旗)を守ることを選んだ」とし、決死の覚悟で国家を守り抜いた国民を称えた。
同氏は「我々は独立を守り、国家としての存在を失わなかった。戦争4年という言葉の背後には、数百万人の国民と彼らの勇気、信じられないほどの忍耐がある」と述べた。
さらに「3日でキーウを占領すると言っていたプーチンは目標を達成できず、ウクライナ国民を屈服させることもできなかった」とし、「戦争で勝利できなかった」と強調した。


「ロシアは止まらない」徹底抗戦の意思
「実質的な安全保障が必要」譲歩論に反論
ゼレンスキー氏は続いて、過去4年間のロシアに対する軍事作戦を列挙した。
昨年、FPVドローン約110機をロシアに密輸し、戦略爆撃機40機以上を攻撃したとされる「スパイダーウェブ作戦」にも触れた。
しかし、同氏は「これだけでは足りない。我々はさらに多くのことをする」とし、徹底抗戦の意思を改めて示した。ロシアが止まらず、あらゆる手段を動員して戦争を続けているためだと指摘した。
さらに「実質的な安全保障、強く尊厳があり持続可能な平和を望む」と強調し、終戦合意はウクライナ国民が同意し受け入れられるものでなければならないと強調した。
これは「平和への意志」を前面に掲げつつ、領土や主権を揺るがす性急な妥協は受け入れられないという立場を示したものとみられる。交渉局面が本格化するほど強まる「譲歩論」に対し、安全保障と国内の受容性を交渉条件の中心に据える狙いがあるとの見方も出ている。
ゼレンスキー氏はまた、ドナルド・トランプ米大統領にキーウ訪問を要請した。
「開戦初期、外国の指導者たちが初めてウクライナを訪れた時のことを覚えている。誰が真の兄弟で友人だったのか、誰が恐れず、誰がためらわず、誰が名を汚さず、誰がプーチンを怒らせまいと右往左往しなかったのか、我々は知っている」と述べた。
そして「日本、米国、欧州、カナダ、オーストラリアなど、ウクライナを選び、我々と共に歩み、歴史の光を選んだすべての指導者に感謝する」と語った。
さらに「いつの日か、アメリカの大統領と共にキーウに来たい。ここに来て我々の生活と闘いを直接見て、この苦しみの大きさを感じてこそ、この戦争が誰によって引き起こされたのか本当に理解できる」と強調した。
戦争4年、終戦は依然として霧の中…譲歩なき平行線


これに先立ち、ロシアとウクライナはアメリカの仲介により17〜18日、スイスのジュネーブで3回目となる終戦協議を行ったが、目立った成果は得られなかった。
特にドンバス(ドネツク・ルハンシク)の領有をめぐる対立は、1年以上にわたり膠着状態が続いている。ロシアはウクライナに東部ドンバスを引き渡すよう求め続けているが、ウクライナは領土問題は「譲れないレッドラインだ」と反発している。
EUは前日、900億ユーロ(約16兆5,900億円)規模のウクライナ向け融資支援と対ロシア追加制裁案を協議したが、ハンガリーの反対により決議できなかった。
ハンガリーは、ウクライナが先月末から石油パイプラインを稼働させていないため、ロシア産原油の供給が途絶えたとして、ウクライナ支援に反対している。













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