
ウクライナのゼレンスキー大統領は25日(現地時間)、イランとの戦争で余力が低下したアメリカのトランプ大統領がウクライナに不利な条件を強要する形でロシア・ウクライナ戦争の終結を迫っていると明らかにした。
ポリティコなどによると、ゼレンスキー大統領はこの日のメディアインタビューで、トランプ大統領は米国の安全保障保証の約束を得るためにはドンバス地域全体をロシアに譲渡するよう圧力をかけていると述べたとのことだ。
同氏は「米国側は我々がドンバスから撤退する準備ができれば、最高位レベルでこれらの保証を最終確定する用意がある」としつつも、「それはロシアに戦略的要衝を渡すことになり、長期的には我々と欧州の安全保障を弱体化させることになる」と警告した。
また、米国、イスラエルとイランの軍事衝突がロシア・ウクライナ戦争の和平交渉にも影響を与えていると指摘した。
さらにゼレンスキー大統領は「中東情勢は明らかにトランプ大統領に影響を与えている。彼は依然としてウクライナ側により多くの圧力をかける戦略を選択している」と語った。
トランプ大統領は2025年提示した「28項目平和案」にもドンバス譲渡案を含めていた。ウクライナに終戦後100日以内に選挙を実施しなければならないという内容も含まれていた。
ゼレンスキー大統領は、ロシアが東部戦線でゆっくりと進撃し、戦争が長期化する中で米国が交渉仲介に関心を失う可能性があると分析した。米国の安全保障保証の約束に関する議論も続いているが、今週最終和解に達する前にさらに多くの議論が必要だと強調した。
これに対してホワイトハウスはコメントの要請に即座に応じなかった。
ゼレンスキー大統領は、中東諸国の緊急な需要にもかかわらずウクライナにパトリオット防空システムを供給してくれた米国に感謝の意を表したが、ロシアの持続的な攻勢に耐えなければならない状況で軍需物資の供給は依然として不足しているとも付け加えた。













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