米強襲揚陸艦トリポリが中東到着…米軍3,500人を追加配備

イランとの戦闘が激化する中、米軍約3,500人が中東に追加配備されたとAP通信などが28日(現地時間)に報じた。
米中央軍は同日の声明で海兵隊約2,500人を乗せた強襲揚陸艦「USSトリポリ」が作戦海域に到着したと明らかにした。
部隊が正確にどこへ向かうのかは明らかになっていないが、イランの主要な原油輸出拠点であるカーグ島を掌握する任務である可能性が高いとの推測が出ているとCNNは伝えた。
トリポリは水陸両用即応群(ARG)と第31海兵遠征部隊(MEU)の旗艦で、日本基地を出発してから約2週間で中東の作戦海域に入った。
同艦は大型飛行甲板を備えた強襲揚陸艦で、F35Bステルス戦闘機やオスプレイなどを搭載できるため、米軍の航空打撃力と上陸作戦能力を大きく高めるとみられている。
さらに、サンディエゴを出港した強襲揚陸艦ボクサーと追加の海兵隊部隊も近く合流する見通しだ。米中央軍は2月28日に始まったエピック・フューリー作戦で、これまでに1万1,000カ所以上を攻撃したとしている。
これに先立ち、マルコ・ルビオ米国務長官は「地上部隊を投入しなくても目標は達成できる」としつつも、ドナルド・トランプ米大統領が不測の事態に備えられるよう、最大限の選択肢を確保する必要があると強調した。
今回の兵力増強はサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地がイランの弾道ミサイル6発とドローン29機による攻撃を受け、米兵10人が負傷した直後に行われた。
トランプ大統領はイランに対し4月6日までにホルムズ海峡の封鎖を解除するよう最終通告している。こうした中「抵抗の枢軸」の一角であるイエメンのフーシ派は同日、参戦を表明し、イスラエルを2度攻撃した。
イランによるホルムズ海峡の封鎖に続き、フーシ派が紅海のバブルマンデブ海峡まで封鎖すれば、世界経済に深刻な打撃を与えるおそれがある。
フーシ派の介入は米空母ジェラルド・R・フォードの展開にも影響を及ぼす可能性がある。同空母は現在クロアチアに停泊しており、紅海に移動すれば攻撃対象になる可能性があるとAP通信は指摘した。
米海軍の原子力空母ジェラルド・R・フォードは今月12日に艦内の洗濯施設で火災が発生したため、ギリシャのクレタ島で修理を受けた後、クロアチアに停泊している。フォードは米海軍が保有する最先端の空母で、カリブ海で展開した後、先月イランへの圧力を強めるため中東へ移動していた。艦内の火災は戦闘とは無関係だったとされている。
















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