
米中央軍は12日(現地時間)、米東部時間の13日午前10時からイランの港を出入りするすべての海上交通に対する封鎖措置を開始すると発表した。米軍の封鎖措置は日本時間13日午後11時から実施される。
イランも米国によるホルムズ海峡封鎖措置に対し、強硬に対抗する構えを示している。今回の終戦協議でイラン側代表を務めたモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長は「現在のガソリン価格を楽しんでおくといい。封鎖が実施されれば、1ガロン当たり4ドル(約640円)から5ドル(約800円)のガソリンが恋しくなるだろう」と述べ、戦争の長期化が米国にも打撃になると警告した。
中東地域の米軍を管轄する米中央軍は同日の声明で、ドナルド・トランプ米大統領の布告に基づき、この措置を実施すると明らかにした。
今回の封鎖はペルシャ湾とオマーン湾にあるすべてのイラン港湾を対象とし、イランの港や沿岸部を出入りする各国船舶に対して行われる。
ただし、米中央軍は「イラン以外の港を往来するためにホルムズ海峡を通過する船舶の航行の自由は妨げない」としている。

今回の措置は11日から12日にかけて夜通し続いた米国とイランの終戦協議が合意に至らなかったことを受け、トランプ大統領がイランへの新たな圧力手段として打ち出した海上封鎖策に基づくものだ。
トランプ大統領は12日、協議終了後に「米海軍はホルムズ海峡に出入りしようとする全ての船舶に対し、封鎖措置を直ちに実施する」と表明したうえで「海軍には国際水域でイランに通行料を支払った全ての船舶を捜索し、阻止するよう指示した。イランに違法な通行料を支払った船舶に公海上で安全な航行はない」と主張した。
トランプ大統領の強硬発言に対し、イランも即座に反発した。イラン国営プレスTVによると、ガリバフ議長は協議後の帰国途中、記者団に対し「脅しの言葉はイランには通用しない」とし「イランは1979年のイラン・イスラム革命以降、軍事、経済、政治の圧力に屈しないことを示してきた」と強調したという。
この発言はトランプ大統領が「ホルムズ海峡封鎖措置」に言及した後に出たものだ。

さらにガリバフ議長は、トランプ大統領に向けて「あなた方が戦うなら、我々も戦う。論理で来るなら我々も論理で応じる」と語った。そして「我々の決意をもう一度試してみるがいい。そうすれば、さらに大きな教訓を与えることになる」と警告した。
イラン強硬派のイスラム革命防衛隊(IRGC)もトランプ大統領によるホルムズ海峡封鎖方針の表明直後、武力による対抗を示唆した。革命防衛隊系メディアのセパニュースによると、革命防衛隊海軍司令部は「ホルムズ海峡を通過する全ての船舶はイラン軍当局の完全な統制下にある」と主張し、強い軍事報復も辞さない姿勢をにじませた。
革命防衛隊はさらに「敵が一度でも誤った判断をすれば、海峡は敵をのみ込む死の渦となる」と威嚇した。













コメント0