米国のホルムズ海峡封鎖後、制裁対象船が警告を無視して通過

ホルムズ海峡で米国が13日午前10時(米東部時間、イラン時間午後5時30分)に通行管理を開始した後、米国の制裁対象となっているタンカー1隻が同海峡を通過し、封鎖を無視したとみられるとCNNが報じた。
グローバル貿易データ分析プラットフォーム「ケプラー」のデータによると、米軍によるイラン関連船舶への封鎖措置発効後、タンカー1隻がホルムズ海峡を通過したとのことだ。
インド洋の島国コモロに「エルピス(Elpis)」の名称で登録されたこの船舶は、一部貨物を積載した状態だった。また、イランの「影の船団」の活動の一環としてイラン産石油の売買・輸送に関与したとして、昨年米国から制裁対象に指定されていた。
一方、ボツワナ船籍のタンカー「オーストリア号」は海峡通過を試みたものの引き返した。CNNがケプラーの船舶追跡データを分析したところ、トランプ大統領が示した封鎖発動時刻からわずか41分後に、同船は航路をオマーンからアラブ首長国連邦へ変更していたという。
さらに封鎖発効から数分後には、別のタンカー「リッチ・スターリー号」がホルムズ海峡内のゲシュム島付近で「漂流中」との信号を発信し、通過が遅れている状況が確認されたとCNNは伝えた。
また同放送によると、封鎖開始の数時間前から海上交通量の減少も確認されていたという。













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