
中国の造船所が思わぬ特需に沸いている。イラン戦争以降、主要な原油輸送路であるホルムズ海峡の封鎖が続いているため、大型タンカーの建造契約を相次いで獲得しているからだ。
23日のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、戦争勃発後、ホルムズ海峡に対するイランの事実上の封鎖に対抗して、米国が逆封鎖に乗り出し、中東の不安が長期化する中、海運会社が輸送能力の拡大に向けて競うように動きを強めている。
これは船舶の老朽化などでタンカー艦隊の運営が容易ではなかったが、イラン戦争を契機にタンカーがペルシア湾を避けてより遠い航路を航行するようになったためだ。これにより、一度に200万バレル以上の原油を輸送できる超大型タンカーの需要が爆発的に増加している。
中国の造船所は高い生産能力と価格競争力、迅速な建造速度などを競争力としているため、このような状況で新たなビジネスチャンスとしていると分析されている。英国の造船・海運分析会社であるクラークソンズ・リサーチによると、老朽船の置き換え需要とイラン戦争の影響が重なり、今年に入ってから世界で発注された原油運搬船は計91隻で、前年同期の5隻に比べて大幅増加したという。
このうち、中国が75%にあたる69隻を獲得した。その他にも、シンガポールの企業1社が中国の造船所と超大型タンカー建造の契約を結んだとされている。海運データ会社であるロイズリスト・インテリジェンスの資料によると、3月2日から4月19日まで、イランと無関係の船舶で同海峡を通過したのはわずか90隻にとどまったという。1日平均で3隻しか海峡を通過しなかった水準だ。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「最近の船舶攻撃の前までは、1日平均で約8隻がホルムズ海峡を通過していた」とし、「これは戦争勃発前の1日平均130隻から急減したものだ」と分析した。最近の状況はさらに深刻化しており、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、4月21日に海峡を通過した船舶は1隻に過ぎなかったという。
















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