メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米、イラン港湾・ホルムズ海峡の島を空爆…湾岸諸国の圧力が影響か

有馬侑之介 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

米国は7日(現地時間)、停戦状態の中でもイランの港湾都市とホルムズ海峡内の島を攻撃した。

今回の空爆は、米国が交戦を一時停止し、イランの核問題などを後続協議で扱う方向を模索する中で行われた。

特にイランのアラブ首長国連邦(UAE)攻撃を米国が過小評価したことに湾岸諸国が強く反発し、その外交・軍事的圧力が米国の強硬対応につながったとの見方が出ている。

タイムズ・オブ・イスラエル(TOI)は、FOXニュースのジェニファー・グリフィン記者が、この日「X(旧ツイッター)」で、米国のイラン攻撃がUAEとサウジアラビアの怒りが高まった後に行われたと伝えたと報じた。

これに先立ち、UAEはイランが4日、UAEのフジャイラ港に向けて弾道ミサイルと巡航ミサイル約15発を発射したと主張した。当時、米国はイランが封鎖したホルムズ海峡を再開放するための軍事作戦を進行中だった。

イラン政府は公式にUAE攻撃の事実を否定したが、イラン国営英語メディアのプレスTVはコラムを通じてUAE攻撃を事実上正当化した。

コラムは、イランがUAEに最後通告を送ったことで、「戦争は公海上だけに限定される」という見方が崩れたと指摘した。さらに、ホルムズ海峡での作戦範囲をUAE領海やフジャイラ港まで広げたことは、戦略を大きく変える切り札だったと評価した。

またフジャイラ港は長らく安全な後方基地と見なされていたが、今やその役割は完全に変わったとし、米国と同盟国向けの警告メッセージも発した。

しかし、ピート・ヘグセス米国防長官とダン・ケイン統合参謀本部議長は翌日、ワシントンD.C.のペンタゴンでのブリーフィングで、イランのUAE攻撃が現在の停戦終了を意味しないとし、挑発的な低強度攻撃(harassing fire)レベルだと評価した。

この発言はUAEとサウジアラビアの強い反発を招いたという。グリフィン記者によると、サウジアラビアとクウェートは米国がイランのUAE攻撃を過小評価したことに反発し、一時米国のホルムズ作戦「プロジェクト・フリーダム」のための自国基地・空域使用許可を中断したという。

サウジアラビアとクウェートの措置は米国にとっても大きな負担だったとみられる。米国のホルムズ海峡作戦は湾岸地域内の基地と空域の支援に大きく依存しているためだ。

特に湾岸諸国の間で米国がイランの攻撃を事実上黙認したのではないかという不満が広がり、米国も強硬対応を迫られたとの分析が出ている。

ただし、翌日トランプ大統領がイランとの交渉進展に言及し「プロジェクト・フリーダム」を一時中断した後、米国と湾岸諸国間の調整が行われ、自国基地・空域使用許可も再び復活したという。

その後、米国とイランはこの日ホルムズ海峡で直接交戦し、双方は相手が先に停戦に違反し攻撃を開始したと主張している。

米中央軍(CENTCOM)は、USSトラクスタン、ラファエル・ペラルタ、メイソンなど米駆逐艦3隻がホルムズ海峡を通過中、イラン軍が多数のミサイルとドローンを発射し、小型船舶を出動させた。

中央軍は、迫っていた脅威を排除するため、ミサイル・ドローン基地や指揮施設、偵察基地など、米軍攻撃に関与したイラン軍施設を攻撃したと明らかにした。

トランプ大統領もこの日「トゥルース・ソーシャル」で、米海軍の最新鋭駆逐艦3隻がイランの攻撃を受けながらもホルムズ海峡を成功裏に通過したと明かした。

続けて米駆逐艦は何の被害も受けなかったがイランは大きな被害を受けたとし、イラン軍は完全に壊滅し、投入された小型艦艇もすべて海底に沈んだと主張した。

トランプ大統領はまたイランが和解に署名しないなら、今後さらに強力な攻撃を加えると強硬対応を警告した。

ただし、今回の交戦が停戦中断など最悪の事態につながるかは不明だ。

トランプ大統領はこの日、米ABCとの電話会談で「停戦は終わったのか」という質問に「いいえ。停戦はまだ有効だ」と答えた。米中央軍も拡大戦を望んでいないが、米軍を保護するための態勢を維持していると明らかにした。

一方、イランは米国が先に停戦に違反したと主張した。

イランの準公式タスニム通信は、イランの軍事作戦・統合司令部ハタム・アル・アンビヤ中央本部が、この日声明を発表し、米軍が停戦を違反しイラン沿岸海域からホルムズ海峡に移動中のイランのタンカーと他の船舶をUAEフジャイラ港付近で攻撃したと明らかにしたと伝えた。

続けて米国が一部の地域内国家と協力してバンダルハミールとシリク、ケシュム島沿岸の民間地域も空爆したと主張した。

イラン軍は報復措置としてホルムズ海峡東部とチャバハール港南部の米軍艦を攻撃し、相当な被害を与えたとし、米国とそれを支援した国家はイランの断固たる報復意思を理解すべきだと警告した。

イランのメフル通信もホルモズガーン州南部全域で交戦が行われたと報じた。通信はバンダルアッバースとバンダルハミール、シリク、ケシュム島周辺で攻撃と戦闘が続いていると伝えた。

コメント1

300

コメント1

  • 磯爺

    交渉がこじれた末に破綻した場合、米軍はベネズエラで使用した未知の武器(マイクロウェーブ波?)を隠し持ち上陸戦に臨むのではないか?マドウロの護衛兵数十人が一瞬で鼻、耳などから出血して絶命したという。

[ニュース] ランキング

  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • トランプが60か国に追加関税予告…日本は「合意超えず」赤澤経産相が米側に直接確認
  • 「成立するなら週末中にも可能だ!」トランプ、イランとのMOU締結に自信満々
  • 「EUとの協力は重大な脅威だ!」アルメニアを追い詰めるプーチンの焦り
  • レアアース脱中国へ加速、代替磁石と新型モーター競争本格化
  • イランが米軍拠点攻撃主張、ホルムズ海峡巡り緊張再燃

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「EUとの協力は重大な脅威だ!」アルメニアを追い詰めるプーチンの焦り
  • レアアース脱中国へ加速、代替磁石と新型モーター競争本格化
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?
  • イランが米軍拠点攻撃主張、ホルムズ海峡巡り緊張再燃

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「EUとの協力は重大な脅威だ!」アルメニアを追い詰めるプーチンの焦り
  • レアアース脱中国へ加速、代替磁石と新型モーター競争本格化
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?
  • イランが米軍拠点攻撃主張、ホルムズ海峡巡り緊張再燃

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]