
米国とイランの不安定な休戦が続く中、イランは今回の戦争でまだ使用していない新兵器を保有していると主張した。21日(現地時間)、ロシアのRIAノーボスチ通信はイランの軍事情報筋を引用し、「イランは米国の攻撃再開の可能性に対応して、自国で現代的な武器を開発した」とし、「これはまだ戦場で使用されたことがなく、事実上試験もされていない」と伝えた。
その情報筋はメディアに「イランは米国の攻撃を撃退する手段が不足していない」とし、「(攻撃が再開される場合)今回は我々が自制せず行動する」と強調したという。ただし情報筋はイランが独自に開発し、まだ戦場に投入したことがない新兵器の正確な情報は公開しなかった。
イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)も米国が攻撃を再開する場合、中東地域を超える強力な報復を行うと警告した。IRGCは前日、IRGC系メディアのセパニュースを通じて声明を公開し、「イランに対する侵略が再発する場合、中東戦争と公言していた戦争が今回は地域をはるかに超えて拡大する」とし、「我々の壊滅的な打撃があなたたちを踏みつぶすだろう」と述べた。
イランのアッバース・アラーグチー外相もこの日、SNSの「X(旧Twitter)」に「我々が得た教訓と知識に照らしてみると、戦争再開ははるかに多くの『サプライズ(surprise)』を引き起こすだろう」と強調した。ただし「サプライズ」の具体的な内容は明らかにしなかった。
これに先立ち、トランプ大統領はイランに対する軍事攻撃を19日に再開する計画だったが、わずか1時間前に延期したと明らかにした。空爆再開延期の背景はカタールやサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など中東諸国の要請によるものだと伝えられている。ただしCNNによれば、トランプ大統領はイランとの終戦交渉に失敗した場合に備えて全面的な攻撃準備をするよう米国防総省に命じたという。それに伴い米国防総省はイラン国内の空爆目標リストを作成したとされている。
トランプ大統領は現在、イランとの合意の可能性を残しつつイランの返答を待っている。彼は20日、記者に対し「イランとの交渉は最終段階にある」としながらも、「イランが合意に同意しない場合、追加攻撃があるかもしれない」と述べた。現在イランは、仲介国を通じて米国が渡した終戦修正案を検討中だが、同意するかどうかはまだ不明だ。
一方、米国と共に今回の戦争を始めたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は依然としてイランに対する軍事作戦が速やかに再開されるべきだという立場だ。米メディアのアクシオスは20日(現地時間)、複数の情報筋を引用して「トランプ大統領とネタニヤフ首相が前日、長時間の電話をした。通話の雰囲気は非常に厳しく緊張していた」とし、「ネタニヤフ首相は電話でトランプ大統領に交渉再開に関する懐疑的な立場を表明した」と伝えた。
イスラエルは米国とイランの休戦初期からイランが核プログラムの解体や地域の国々に対する攻撃中止など、いかなる約束も守らないだろうという懐疑論を維持してきた。しかし米国は最終的に休戦を決定し、現在は終戦のための合意を着実に試みている。焦ったネタニヤフ首相はトランプ大統領に「イランの軍事力と核心基盤施設を追加で攻撃すべきだ」と言ったとされる。

アクシオスの報道によれば、トランプ大統領は攻撃再開の必要性を主張するネタニヤフ首相に「現在仲介国が米国とイランの署名を得るための意向書を準備中だ」と説明したという。その意向書は戦争を正式に終結させ、イランの核プログラムやホルムズ海峡の開放などの核心問題を議論するための「30日間の交渉期間」開始を骨子とするものとされる。トランプ大統領との通話を終えたネタニヤフ首相は非常に興奮した状態だったとされる。
通話が行われた翌日の20日、トランプ大統領はネタニヤフ首相との電話内容を尋ねる記者に「彼は大丈夫だ。ネタニヤフ首相は私が望むようにする」と答えた。事実上、ネタニヤフ首相が何を言おうとも、結局自分の意向に逆らうことはできないという意味だ。彼はこの場で「ネタニヤフ首相は非常に良い人だ」と持ち上げながらも、「彼は私が望むようにする」という言葉を繰り返した。米ホワイトハウスとイスラエル首相府は両国首脳間の口論について公式な立場を示していない。















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