
マルコ・ルビオ米国務長官は22日(現地時間)、「米国は欧州の北大西洋条約機構(NATO)加盟国に駐留する米軍の規模を調整する方針だ。これは欧州の同盟国にとって必ずしも好ましいものではないが、すでに彼らにも知られている事項だ」と明らかにした。
タス通信によると、ルビオ長官はこの日、NATO外相会議が開かれているスウェーデン・ヘルシンボリで、「NATO内では、欧州駐留米軍が調整されることはよく理解されていると思う」と述べ、「そのような作業はすでに進行しており、同盟国との調整のもとで行われている」と説明した。
さらに、「もちろん彼らはこれをあまり快く思ってはいないだろうが、認識はしている」と付け加えた。
続けて「我々にはインド太平洋地域での任務があり、中東における任務もあり、西半球(アメリカ大陸およびその周辺)での任務もある」と強調した。
この発言は、状況に応じて、欧州駐留米軍をインド太平洋や中東、西半球などへ再配置する可能性を示唆した発言と受け止められている。
ルビオ長官のこの日の発言は、前日にドナルド・トランプ米大統領が「米国はポーランドに追加で兵力5,000人を派遣する」と述べたことに続くものだ。
トランプ大統領は21日、自身のSNS「トゥルースソーシャル」で、支持するポーランドのカロル・ナブロツキ大統領との関係に触れ、「米国はポーランドに追加兵力5,000人を派遣する」と明らかにした。
一方、欧州では地域安全保障に関わる米軍の配置変更について、米側の発表が欧州同盟国と事前調整されないまま出され、混乱していることへの懸念が高まっている。
今回のポーランドへの5,000人追加派遣についても、すでに延期されていた4,000人規模の配備再開を意味するのか、あるいはドイツ駐留米軍の削減分をポーランドへ再配置するのかが不明確で、欧州当局は意図の把握に苦慮している。
ポーランドには約1万人の米軍が駐留しており、そのうち常駐部隊は300~500人程度で、残りは6~9か月ごとに交代するローテーション部隊となっている。
現在、欧州各国に駐留する米軍は約8万人である。















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