「再攻撃なら別次元の報復」イランが警告…ホルムズ協議の裏で高まる”中東再燃リスク”

イスラム革命防衛隊(IRGC)は、米国とイスラエルによる軍事的圧力は失敗に終わったと主張し、追加の攻撃が行われた場合にはより強力な対応に踏み切る可能性があると警告した。
イランは、ミサイルやドローンの生産について、戦闘後も正常に稼働しており、むしろ生産規模は拡大したと説明した。
27日(現地時間)、IRGC航空宇宙軍のアリ・ナデリ報道官は、イラン国営IRIBに出演し、「敵が再び軍事行動に出れば、これまで経験したことのない強力な対応を取る」と述べた。その上で、「戦場でイランの新たな戦闘力を目にすることになる」と強調した。
ナデリ氏は、「イランはすでに即応態勢に入っている。攻撃・防御の両面で以前よりはるかに強くなっており、敵の脅威に対処する方法も見いだした」と述べた。また、「敵はイランのミサイルやドローン能力を誤って評価していたが、その戦力が弱体化したとの判断も誤りだ」としたうえで、「現在の生産ラインは以前より高い水準で稼働している」と語った。
さらに、「今回の戦闘で、敵の先端兵器や弾薬の一部を入手した。イランはもはや外国製兵器を分析・複製する段階を超え、他国がイランの兵器システムを研究する水準に達している」と主張した。「イランは兵器の品質、種類、数量のいずれにおいても制約を受けていない」とし、「敵もすでにイランの軍事力を直接経験している」と強調した。
ナデリ氏は、イランは戦争を望んでいないとしながらも、いかなる軍事的挑発にも強硬に対応すると明らかにした。
現在、米国とイランは、ホルムズ海峡の再開放や停戦延長を柱とする了解覚書(MOU)の締結に向け、交渉を続けている。
マルコ・ルビオ米国務長官は同日、ホワイトハウスで開かれたドナルド・トランプ米大統領主催の閣議で、終戦交渉に一定の進展があったとの認識を示した。その上で、今後数時間から数日以内に追加の進展があるか注視していくと述べた。ただ、交渉が続く中でも現地の緊張は続いている。
同日、イラン半官営のメフル通信によると、ホルムズ海峡に近い南部の港湾都市バンダル・アッバスで複数回の爆発音が確認された。バンダル・アッバスにはイラン海軍の基地がある。















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