第4四半期実質GDP年率1.8%増に下方修正…設備投資下振れ

2025年第4四半期の国内総生産(GDP改定値2次速報)は、物価変動を除いた実質で前期比0.5%、年率換算で1.8%増となったと8日、日経新聞と時事通信などが報じた。
各メディアはこの日の内閣府発表を引用し、第4四半期の実質GDPが速報値(1次速報)の前期比0.5%、年率2.1%増から下方修正されたと伝えた。
調査機関QUICKが事前に集計した予想中央値は前期比0.3%、年率で1.2%増だったが、実際にはこれを上回った。
新たに入手した最新統計を反映した結果、速報値より設備投資の数値が低下した。それでも四半期GDPは連続して増加傾向を維持した。
前期比増加率を小数点以下2桁まで見ると、速報値0.51%から0.45%に下方修正されている。
項目別に見ると、設備投資は速報値の前期比0.3%増から0.7%減に転じ、法人企業統計の結果を含めて調整した結果、2四半期ぶりの減少となった。
自動化と人員削減のためのソフトウェア投資が縮小したうえ、計測器などの生産用機械や工作機械を含む業務用機械への投資も減少した。
GDPの半分以上を占める個人消費は実質で前期比0.3%増となり、前四半期と同水準だった。住宅投資は3月統計を反映した結果、0.5%増から0.9%増に上方修正された。
民間在庫の成長率への寄与度はマイナス0.1ポイントで速報値からの変動はなかった。
政府消費の増加率は速報値の1.7%から1.8%に、公共投資も3月実績を反映した結果、1.4%から1.5%にそれぞれ上方修正された。
輸出の増加率は速報値の1.7%から1.8%に0.1ポイント上昇し、輸入は0.5%から0.4%に低下した。
2025年度(2025年4月~2026年3月)の実質GDPは前年度比0.8%増となり、速報値と同じ伸び率だった。これにより、2年連続のプラス成長を維持した。















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