
アメリカの有名フランチャイズレストランで、床に落ちていたマッシュポテトを踏んで転倒し、怪我をした女性が約2億4,000万円の損害賠償訴訟を起こした。
6月4日(現地時間)、ニューヨーク・ポストなどによると、バージニア州ラウドン郡に住むトレイシー・レンショーさんはファミリーレストラン「アウトバック・ステーキハウス」を相手に150万ドル(約2億4,100万円)規模の損害賠償請求訴訟を起こした。
レンショーさんは2023年5月、家族と共にアウトバックの店舗を訪れた。店内でトイレに向かう途中、床に落ちていた異物を踏んで前方に転倒した。彼女が踏んだのは店舗のサイドメニューであるマッシュポテトだった。
レンショーさん側は、店舗のスタッフがバターの混ざった滑りやすいポテトの塊を放置し客を危険にさらした、警告表示すら設置していなかったと主張した。さらに、今回の事故で顔や体に怪我を負ったことによる、精神的苦痛や医療費の負担により日常生活にも支障をきたしていると付け加えた。

一方、アウトバック側は裁判所でこれを全面否定した。アウトバック側は回答書を通じて「当時、床にポテトが落ちていた事実を認識しておらず、警告義務がなかった」とし、「仮にポテトがあったとしても、注意を払っていれば誰でも簡単に発見できたはずだ」と原告の過失を主張した。怪我の程度も誇張されているというのが店舗側の説明だ。
アウトバックを相手にしたこのような訴訟は今回が初めてではない。2018年にはイリノイ州のアウトバック店舗で、スタッフが置いたコップが割れ、客が指を怪我して手術を受けた。この他にも、鶏料理に混入した金属ブラシを飲み込んで緊急手術を受けた女性について、裁判所は店舗側に31万5,000ドル(約5,051万6,000円)賠償を命じた。
また、サツマイモ料理に入ったガラス片を飲み込んだり、皿の破片を噛んで奥歯2本が折れた事例もある。フロリダ州では店舗のトイレの便器が突然沈み客が怪我をするという事故も起きた。
一方、アウトバックの親会社であるブルーミン・ブランズは業績不振で株価が40%暴落するなど経営難に陥っている。企業再生戦略の一環として、今後4年間に賃貸契約が満了する不採算の22店舗以上を閉店する計画を明らかにした。















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