
英国・フランス・ドイツなど欧州の主要3カ国(E3)の大使らが、ウクライナの停戦交渉のため、11日(現地時間)にロシア外務省の高官とモスクワで会談を行った。
キーウ・インディペンデント(KI)などによると、ロシア外務省はこの日、E3の駐ロシア大使が、モスクワの外務省庁舎でミハイル・ガルージン外務次官と会合したと明らかにした。ロシアが停戦交渉のために西側の大使と会談したのは、異例のことだ。
会談には、英国のナイジェル・ケイシー大使、フランスのニコラ・ド・リビエール大使、ドイツのアレクサンダー・グラフ・ラムスドルフ大使が出席した。これらの国はウクライナの重要な友好国であり、最近、ロシアとウクライナの停戦交渉で積極的な役割を模索している。
会談の直後、ド・リビエール大使は取材陣に「良い議論をした」と短くコメントした。
続いてE3の大使らは共同声明を発表し「6月7日のE3首脳の共同声明の中核となる内容を伝えた」とし、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が提案したロシアとウクライナの直接の交渉を支持すると明らかにした。大使らは、米国と欧州が積極的に参加すべきだという点でも一致した。
しかし、ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官は、西側の大使が「行き詰まったゼレンスキー式の解決策を押し進めている」と批判した。ザハロワ報道官は「これらの国の指導者たちは、表向きは平和を求めるふりをしているが、実際には受け入れられない条件を持ち出している」とし「キーウのための長距離兵器の生産を増やし、ウクライナや欧州の軍事化を促進する措置を講じている」と非難した。
ロシア外務省も声明で「欧州の大使に、破壊的な政策に対する客観的な評価を伝えた」と明らかにした。ロシアは、いわゆる「有志国連合」を通じて持続的に軍事支援を行うことに反対してきた。ロシアは「欧州諸国は、コストや犠牲を払いながら、ロシアに対する戦争を続けようとしている」と非難した。
7日、英国のキア・スターマー首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相などE3の首脳は、英国のロンドンでゼレンスキー大統領と会談し、現在の前線を交渉の出発点とすべきだと強調した。
ゼレンスキー大統領は4日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に書簡を送り、第三国で直接会うことを提案した。公式の書簡は、2022年2月の開戦後、初めてだ。しかし、プーチン大統領は、内容が「無礼だ」とし、事実上、会談の提案を拒否した。













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