
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日(現地時間)、ウクライナが開発した新型ドローンの射程が3,000kmを超えると主張した。
ゼレンスキー大統領は同日、ウクライナの民間テレビ局とのインタビューで、ウクライナ軍のドローンが約2,500km飛行し、ロシア・チュメニ州にある製油施設を攻撃したと述べた。
続けて「新型ドローンの射程は3,000kmを超える。ウクライナの防衛産業は戦争をロシア側へ押し返す段階に入った。ロシアは毎日のように我々を攻撃している。我々も毎日対応する」と強調した。
ウクライナ軍は20日、ウクライナ国境から2,000km以上離れたロシア・チュメニ州の製油施設を攻撃した。チュメニの製油施設はロシアでも最先端かつ大規模な施設の一つで、年間約800万トンの処理能力を持つとされている。
ロシア・チュメニ州知事のアレクサンドル・ムール氏は同日、ロシアの防空網が製油施設へのドローン攻撃を迎撃し、人的・物的被害はなかったと明らかにした。
ウクライナはドローン戦力を活用し、ロシア国内のエネルギー施設や交通インフラへの攻撃を連日続けている。モスクワなど、これまで後方地域とみられてきた場所にも戦火が及んでいる。
ウクライナはこうしたドローン攻撃によってロシアの戦争遂行能力を低下させるだけでなく、国民生活への影響を通じて、ウラジーミル・プーチン露大統領を交渉の場に引き出せることを期待している。
ロシア・モスクワ市長のセルゲイ・ソビャーニン氏は22日、テレグラムでモスクワに向かって飛来したドローン59機を撃墜し、モスクワ市内の4空港を一時閉鎖したと明らかにした。モスクワの主要4空港が閉鎖されるのは18日に続き、4日ぶりとなる。
ロシア国防省は一晩で各地に飛来したウクライナ軍のドローン555機を防空システムで撃墜し、このうち約200機は首都モスクワに接近した段階で迎撃したと発表した。
またゼレンスキー大統領は「ベラルーシ当局はロシアがウクライナへの攻撃に使用している信号中継設備の撤去要求にどう対応したのか」との質問に対し「何の返答も受けていない」と答えた。
ゼレンスキー大統領は19日、SNSを通じてベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領に対して、1週間以内にロシア軍を支援するドローン施設を閉鎖しなければ、ウクライナが直接対応すると警告していた。













コメント0