
ウクライナは23日(現地時間)、ロシアが占領するクリミア半島内の鉄道橋や発電所などの重要インフラを攻撃したと主張した。ウクルインフォルム通信やユーロニュースなどによると、ウクライナの特殊作戦軍(SOF)はこの日、声明で「ロズドルネ近くの北クリミア運河を横断する鉄道橋はもはや存在しない」とし、「占領されたクリミアで取り除かれた最初の橋」と明らかにしたという。攻撃の様子を示す映像も公開された。
この鉄道橋はロシア本土からケルチ海峡を経てクリミア半島、さらにはヘルソンやアゾフ海沿岸などの南部占領地まで兵力や物資、燃料を運ぶ輸送路の一部だ。ロシアのクリミア占領当局は鉄道橋の破壊直後、クリミア内のすべての旅客列車の運行中断を発表した。代わりにクリミア大橋でロシア本土と接続されたケルチがロシアとクリミア間の列車の出発と終着駅の役割を担うことになるとした。
ユーロニュースは北クリミア運河の鉄道橋が消えたことで、クリミア中央・西部と南部占領地への陸上物資と人員移動が大きく制約されると伝えた。SOFは鉄道橋の攻撃がロシアの軍事・エネルギー基盤施設を狙った広範な作戦の一部であると明らかにした。
ウクライナは23日の夜、クリミアを含む占領地全域でロシアの標的60か所をドローン(無人機)で攻撃したと伝えた。東部ケルチにある熱併給発電所の燃料貯蔵タンクや西部カリエルネ近くの変電所、クリミア第2の都市であるシンフェロポリ近くの液化天然ガス(LNG)配分施設、防空システム・レーダー施設も攻撃対象だったとした。
ウクライナのミハイロ・フェドロフ国防相は「私たちはドローンでクリミアを孤立させている」とし、「まもなくクリミアは事実上の島になる。これはロシア側に予期しない結果をもたらすだろう」と警告した。ロシアはウクライナの主張に即時の立場を示していない。占領当局が運営する電力会社はクリミアの一部地域で電力供給が中断されたが、技術的故障によるもので24時間以内に復旧可能だと明らかにした。
AP通信はウクライナの主張を独自で確認することが難しいとした。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は同日、ウクライナのドローン攻撃について「ロシア社会を揺さぶる試み」とし、「西側全体がウクライナのために動く状況で、膨大な数のドローンがロシア軍の行動に不確実性をもたらしている」と述べた。続けて「ロシアは特別軍事作戦で目標を達成する」とした。
彼はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の「公開書簡」について、「平和交渉の前提条件を作ることはできない」とし、「対立の潜在能力を高めるだけだ」と一蹴した。続けて「ロシアは今回の特別軍事作戦を通じて到達すべき地点まで行く」と述べた。ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は、航空燃料とガソリンに続き軽油輸出の中断を検討中だと明らかにした。精油工場の定期整備も延期するとした。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ゼレンスキー大統領がロシア同盟国のベラルーシに自国内にあるロシアのドローン用信号の中継器を撤去しなければウクライナが除去すると警告したことについて「ウクライナがベラルーシを戦争に引き込もうとしている」とし、「ベラルーシの安全を保証する準備ができている」と批判した。













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