
中国遼寧省大連の日系電機大手の日本人男性社員1名が先月下旬、現地当局に拘束されたと朝日新聞が24日に報じた。同紙は関係者の話によると、この社員は中国が対日輸出規制を行っているレアアースを加工した製品を中国外に輸出しようとして拘束されたという。
共同通信社も関係者の話として、中国当局が当該社員のレアアース輸出規制に関する行為を問題視したとみられると伝えた。具体的な容疑の内容は明らかにされていないが、反スパイ法の違反容疑ではないと関係者は述べた。
中国は米国との貿易摩擦が本格化した昨年4月、日本を含む全世界を対象にレアアースの輸出規制を強化した。さらに昨年11月、高市早苗首相の台湾有事における介入の可能性を示唆する発言により日中関係が急速に悪化し、今年1月に中国はより強硬な対策を取ることになった。日本を対象に軍民両用品目の輸出禁止に踏み切ったのだ。
中国が指定した軍民両用品目にはレアアースなど重要鉱物が含まれ、事実上日本への輸出が阻まれた。中国税関総署によると、中国の日本に対するレアアース磁石の輸出量は5月、前月比で約35%減少したという。昨年5月以来の最低水準に落ち込んだのだ。朝日は「日本企業の関係者から実際に(中国の禁輸措置の)影響が出始めているという声が出ている」と伝えた。













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