
ヨーロッパでは、気温が40度を超える記録的な猛暑が続いている。
23日(現地時間)、AFP通信などによると、イタリア保健省はローマやミラノなど全国15都市に猛暑赤色警報を発令した。
猛暑赤色警報は警戒レベルが最も高い警報で、暑さにより子供や高齢者だけでなく、健康な成人にも悪影響が及ぶ恐れがある場合に発令される。保健当局は市民に対し、1日のうち最も暑い時間帯には屋内にとどまるよう呼び掛けた。
フランス、スペイン、英国、ドイツなどヨーロッパの主要国では、40度前後の猛暑が続き、列車の運休や学校の授業への影響など、市民生活に支障が出ている。
フランスでは連日の猛暑により、18日以降、約40人が水難事故で死亡したことが分かった。フランスのセバスチャン・ルコルニュ首相は同日、省庁間の危機対策会議で、死者の大半が若者だったと明らかにした。
フランスのマリナ・フェラリ・スポーツ相も同日朝、ラジオ局フランス・アンテルで「猛暑の期間中、許可されていない場所で泳ぐことの危険性を軽視してはならない」と警告した。
猛暑への対応として、フランス下院議長は議員らに対し、国会の内外でジャケットやネクタイを着用しなくてもよいと通知した。
主要観光名所も開館時間を短縮した。エッフェル塔の運営会社は、同日午後4時に閉館すると発表した。通常は午前0時45分まで開館している。
ルーヴル美術館も同日、来館者が作品を鑑賞したり、職員が勤務したりすることが困難な環境になるとして、24~27日の閉館時間を通常の午後6時から午後4時に繰り上げると発表した。
フランスでは先週から猛暑が続いており、22日には各地で最高気温の記録を更新した。
パリでも同日、市中心部の観測所で38.4度を記録し、6月の観測史上最高気温を更新した。このほか、南西部ボルドーでは41.9度、近隣のサントでは42度、中部シャトメイヤンでは43.3度を観測した。
各地の最高気温は23日に再び更新されると予想されている。フランス気象庁は、23日午後6時ごろにはボルドーで44度、レンヌで43度まで上昇すると予報した。
23日、フランス本土にある96のデパルトマン(県に相当)のうち、半数を超える54県に猛暑赤色警報、35県にオレンジ警報が発令され、人口の90%以上が猛暑の影響を受ける地域に居住している。














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