3月にも「ウクライナへの武器支援なら報復」と警告

ロシア外務省は25日(現地時間)、韓国に対し、北朝鮮への圧力と制裁をやめるべきだと主張した。ウクライナ戦争への派兵を契機に、北朝鮮とさらに緊密な「血盟」関係を深めているロシアの親北朝鮮路線が強まっているとの見方が出ている。この日は、北朝鮮の金日成主席が旧ソ連のヨシフ・スターリン氏の支援を受けて韓国に侵攻し、朝鮮戦争が勃発してから76年に当たる日でもある。
ロシア外務省は、露外務次官であるアンドレイ・ルデンコ氏が同日、駐ロシア韓国大使のイ・ソクベ氏と会談した後、こうした内容の声明を発表した。
ロシア外務省は声明で、「朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)との国境地帯付近で続く韓国と米国の対決的な軍事活動が、朝鮮半島および地域全体の緊張を高めているとの懸念を韓国側に伝えた」と述べた。
また、平壌に対する圧力と制裁政策を放棄し、平和への意思を言葉だけにとどめず、実質的な行動で示すよう韓国側に求めたという。
ロシア外務省は、「韓国指導部がモスクワとの関係正常化を望む立場を繰り返し表明しているにもかかわらず、欧州連合(EU)など西側による対ロシア圧力に、公然と同調していることに遺憾を表明した」と述べた。
ルデンコ次官は今年3月、ロシア国営タス通信とのインタビューで、「昨年6月に韓国の李在明大統領が就任して以降、モスクワとソウルの関係に変化はあるか」との質問に対し、「韓国の現政権による対ロシア姿勢は、前政権とはかなり異なる」と述べた。
その一方で、「善意の表明は、具体的かつ実質的な措置によって裏付けられて初めて価値を持つ」とし、「大きな潜在力を持つ貿易・経済関係の正常化に関して、韓国政府は何ら動きを見せていない」と指摘した。
ロシアは今年3月、韓国がウクライナに殺傷兵器を供給した場合、報復措置を取ると警告していた。
ルデンコ次官は当時のインタビューで、「我々は、韓国がウクライナへの殺傷兵器の直接・間接供給に関与することは容認できないという原則的立場を、様々なルートを通じて一貫して韓国側に伝えてきた」とした上で、「この警告が守られない場合、ロシアと韓国の関係は深刻な打撃を受けざるを得ず、我々もやむを得ず報復措置に踏み切らざるを得ないだろう」と述べていた。













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