米政府、アンソロピックAI「ミュトス」に対する輸出規制を解除
国家安全保障上の理由による制裁を18日で撤回

米政府は、AI企業アンスロピックの超高性能AIモデル「ミュトス(Mythos)5」と、その派生モデル「フェイブル(Fable)5」に対して発動していた輸出規制措置を解除した。国家安全保障上のリスクを理由にこれらのモデルの輸出を禁止してから18日での解除となる。
アンスロピックは先月30日(現地時間)、「X(旧Twitter)」を通じて、米商務省からミュトス5およびフェイブル5に対する輸出規制を解除するとの通知を受けたと明らかにした。また、7月1日からサービスを再開すると付け加えた。
ロイター通信によると、ハワード・ラトニック商務長官はアンスロピック宛ての書簡で、輸出規制措置を撤回したことを通知するとともに今後も政府への協力と報告を求めたという。一方でラトニック長官は、「状況が変化した場合、またはアンスロピックが約束を順守しない場合には、今回の決定を再評価する権利を留保する」と強調した。
商務省は先月12日、利用者がいわゆる「ジェイルブレイク(Jailbreak)」を通じてアンソロピックの安全対策を回避できるとして、外国人がこれらのモデルにアクセスできないようにする輸出規制指針を発表した。米国は特に中国、ロシア、その他の懸念国の軍事情報機関による悪用の可能性を懸念し、新たにリリースされたAIモデルに対する監視を強化している。















コメント0