
ドナルド・トランプ米大統領がレジェップ・タイイップ・エルドアン・トルコ大統領と会談し、トルコに対する米国の制裁を解除すると表明した。
ロイター通信によると、トランプ大統領は7日(現地時間)、トルコのアンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて行われた二国間会談で、トルコへの制裁解除とF-35戦闘機の引き渡し再開の可能性に言及した。この制裁は、トルコがロシア製S-400防空システムを導入したことを受け、米国が2020年に「米国の敵対者に対する制裁法(CAATSA)」に基づいて課した措置だ。トルコはこの制裁を受け、F-35共同開発プログラムからも除外された。
トランプ大統領は「制裁は解除する」と述べ、エルドアン大統領と貿易、防衛産業協力、F-35計画について引き続き協議すると語った。ただし、ロイター通信は、F-35計画への復帰には米議会の承認や関連法令といった障壁が残っていると伝えた。
AP通信によると、この会談はトランプ大統領にとってNATO加盟国に防衛費増額を求める場であり、エルドアン大統領にとっては米国との関係改善をアピールする場となった。さらに、トランプ大統領の発言はトルコ側には歓迎された一方、イスラエルなど一部の同盟国には不快感を与えたと報じた。
トルコはこれまでF-35プログラムへの復帰と制裁解除を継続的に求めてきた。一方、米国とNATO内部では、ロシア製S-400がNATOの防空網やF-35の機密システムに影響を及ぼす可能性があるとして、懸念が示されていた。














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