
北朝鮮で、自家用車の所有が増加し、平壌は駐車難や交通渋滞に続き、大気汚染も深刻化していると、北朝鮮専門メディアのNKプロが17日に報じた。
北朝鮮では、2024年10月と昨年1月に、自家用車の所有に関する法律が改正され、平壌では、個人用の自家用車を示す「黄色のナンバープレート」車両が増加している。これにより、都市の大気汚染レベルも高まっているという。
NKプロは、2019年から2026年までの衛星データの分析結果、平壌上空の大気汚染レベルが上昇しており、これは通行量の増加を反映していると報じた。
NKプロによると、北朝鮮は自家用車所有法の改正以降、平壌で車両数は大幅に増加し、宇宙から観測されるガス排出量も、新型コロナウイルス感染症拡大以前より約3分の1増加したと伝えた。
Google Earth EngineのSentinel-5P衛星のデータによると、車両から排出される汚染物質の一つであり、交通量や都市開発などの活動を測定する指標としてよく使用される二酸化窒素(NO₂)は、平壌で2019年以降、確実に上昇しているという。
汚染レベルは2022年に一時減少したが、2024年と2025年には最高のレベルに再び上昇した。
月別では、冬が夏の2〜3倍に達した。2020年12月は、昨年11月とともに月別の最高値を示した。背景には、厳しい寒波によって暖房需要が急増したことに加え、2021年1月の党大会を前に北朝鮮が展開した、生産性向上を目指す「80日戦闘」の期間中に産業活動が活発化したこともあるとみられている。
NKプロは、平壌の主要な道路、橋や交差点で撮影した高解像度の衛星画像も、交通量の増加を示していると伝えた。
衛星写真の分析から、平壌駅近くの主要なロータリーでは、先月の車両通行量が前年同月に比べて目立って増加していたことが分かった。NKプロによると、南部の旧統一通りに当たる楽浪通りや、玉流橋、大同橋といった主要な橋のほか、金日成競技場付近のロータリーでも、車両通行量の顕著な増加が確認されたという。















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