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「女性は高学歴男性を求め、男性は高学歴女性を避ける」イギリスの学者が分析する韓国少子化の「詰み」状態

佐藤美穂 アクセス  

「女性はより高学歴の男性を求め、男性はより高学歴の女性を避ける上昇婚の問題が予想される。出生率の低下傾向が続くのは、まさに『進退窮まる』状況だ」

イギリスの著名な人口統計学者、ポール・モーランド氏(写真)は韓国の少子化危機についてこう診断した。彼は新著『No One Left』で、韓国の現在の出生率が続けば各世代の人口は前世代より40%減少し、3世代で人口の90%が消失すると分析している。

少子化は韓国に限らず世界的な危機だ。しかし、モーランド氏が指摘する韓国の状況はより深刻だ。韓国では一世代前に超音波検査技術の導入と男児選好の結果、現在の出産年齢層で男性比率が高く不均衡である。単に出生率が低いだけでなく、女性の人口比率が低ければ人口減少の速度はさらに加速する。

韓国より先に超高齢社会に突入した日本の例も参考になる。日本では15〜45歳の女性人口が1990年代と比べ4分の1以上減少し、現在の女性1人当たりの出生率が1990年水準に回復しても、新生児数は4分の1にすぎない。モーランド氏はこれについて「出生率が再び人口置換水準を上回っても、その効果はすぐには現れないかもしれない。これを『人口慣性』と呼ぶ」と説明した。既に大規模な人口減少を経験した日本は、出生率が1.20人増加しても今世紀末までに人口の40%が消失すると推定される理由だ。

世界的な人口危機の中、著者が提案する解決策は「育児支援」だ。著書によると、ノルウェーでは育児サービスが提供されない地域の出生率が1.51人だったのに対し、普及率60%以上の 地域では2.18人まで上昇する有意な結果が示された。著者は「カナダのケベック州も充実した保育施設と家族友好的な政策により21世紀初頭に出生率が上昇したとみられる」とし、「育児サービスは女性が職場で平等な機会を得て、男性の家事の参加が活発な社会で最も効果的に機能する」と述べた。

佐藤美穂
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