
厳寒のため飛べなくなったハクトウワシが雪原で孤立していたが、人々の迅速な対応により危機を脱したと、先日19日、米国の気象専門メディア「Weather channel」が報じた。
同メディアによると、アラスカ州のフェアバンクス国際空港(Fairbanks International Airport)付近で、最近助けを必要とするハクトウワシ1羽が発見された。
当時のアラスカは極寒で、ハクトウワシの翼は完全に凍りつき、深い雪の中で身動きが取れない状態だった。しかし、幸運にも当局がその状況を把握し、迅速に対応した。

当局は11日、公式フェイスブックに「動物1羽を救助しました」という投稿とともにハクトウワシの写真を公開した。
写真には雪の中に埋もれたハクトウワシの姿が写っている。大きな翼が凍りついて飛べなくなっていた。幸いにも、当局がハクトウワシを救助した。


救助されたハクトウワシは静かに休める場所に移された。そこで体を温め、豪華な食事も提供された。
ステーキとサーモンを食べて体力を回復したハクトウワシ。当局の職員は心を込めて世話をし、ハクトウワシも安心したのか静かに休んでいたという。
このニュースにネットユーザーは「救助してくれてありがとう」、「みんなよくやった」、「ワシを助けてくれて本当にありがとう。永遠に忘れない」など、感謝の言葉を寄せた。
一方、当局の職員はハクトウワシの凍った翼を解凍する作業を行い、病気や怪我の兆候がないかを確認した。
ハクトウワシの健康状態は良好だったため、野生に戻せると判断された。当局は13日、フェイスブックを通じて「我々はハクトウワシをフェアバンクス地域の自然に放しました」と喜ばしい知らせを伝えた。