スイスアルプスで雪に埋もれた男性が、偶然通りかかったスキーヤーによって救助される様子が公開された。

13日(現地時間)、米誌「ニューヨーク・ポスト」は、スイスで雪崩に巻き込まれ雪中に埋もれた男性が、通りかかったスキーヤーの迅速な対応で救助されたと報じた。
クリエイティブディレクターのマテオ・ジラさん(37)は10日、スイスアルプスのエンゲルベルクでスキーを楽しんでいた際、雪の中から人の腕が突き出ているのを発見した。
ジラさんは、「当時エンゲルベルクでは雪が降っており、前夜に40〜50cm程度の細かい雪が積もっていた。遠くからスキー板を履かずに歩いてくる人を見かけ、スキー板を失くしたのだろうと思い助けに向かった」と当時の状況を説明した。
そして振り返った瞬間、雪の中から手が突き出ているのを目撃し、即座に雪中に埋もれた男性のもとへ駆けつけ救助に乗り出したと語った。ジラさんには過去に雪崩救助訓練を受けた経験があった。
自身のSNSで救助の過程を捉えた動画も公開。まず顔と口の周りの雪を取り除き、声をかけながら負傷の有無を確認したと述べ、幸い大きな怪我はなかったことを確認した後、ゆっくりと全身を引き出したと説明した。

救出された男性は、スキーで滑降中に小さな低木に気付かず、バランスを崩して雪中に転倒したという。この男性は救出直後、特に外傷もなく状態は良好だった。
一方、最近ヨーロッパ全域で雪崩による死亡事故が相次いでいる。直近1か月間だけでも、ヨーロッパ各地で少なくとも17人が雪崩で命を落とした。先週末、フランスのアルプス地域では雪崩によりスキーヤー6人が死亡した。オーストリアのヴェアーベルク山では女性スキーヤーが雪崩に巻き込まれた後救出されたが、病院で治療中に亡くなった。イタリア北部アオスタ市でも先週末、雪崩で男性1人が死亡した。現地当局は、事故がスキー旅行者がよく利用する人気ルートで発生したと明らかにした。
ヨーロッパ各国の山岳当局は、危険レベル4段階(高)と5段階(極度)の雪崩警報を相次いで発令し、非公式コースでのスキーを控えるよう呼びかけている。













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