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「諦めなかったのは母だけだった」…医師の宣告から55日、昏睡児に起きた”変化”とは

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引用:CCTV
引用:CCTV

交通事故で昏睡状態に陥った8歳の少年が、友人たちの切実な応援動画と母親の強い意志により、55日ぶりに奇跡的に目覚めたという感動的な話が伝えられた。

現地時間28日、「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」によると、湖南省岳陽市に住むリュ・チュシくん(8)は2023年11月に交通事故に遭い、昏睡状態に陥った。

事故当時、少年は脳と肺に深刻な損傷を負い、医療スタッフは家族に回復の可能性が低いと伝え、心の準備をするよう言った。

しかし、母親は希望を手放さなかった。治療の可能性を探るため、さまざまな医療機関を訪れ、多様な方法を試みた。

ある医師は、チュシくんが普段よく接していた音や音楽が神経刺激に役立つ可能性があるとアドバイスした。そのアドバイス通り母親は、学校で流れていた登校音楽と体操の時間に使われていた音源を病室で繰り返し再生した。

また、少年の担任教師も力を貸した。先生はクラスの生徒たちに友達を応援するメッセージ動画を作ろうと提案し、生徒たちはそれぞれの方法で気持ちを伝えた。

動画の中の、ある生徒は「早く起きて、また運動場で一緒にボールを蹴ろう」と言い、別の友達は「君の席が空いていて、とても寂しい。私たちの声が聞こえたら必ず戻ってきてね」と回復を願った。一部の生徒は少年が好きだった歌を歌ったり、学校での出来事を話したりもした。

母親は毎日息子の隣で友達の動画と、授業を録音したファイルを流しながら話しかけた。

チュシくんの変化は昏睡45日目頃から現れ始めた。チュシくんは目をわずかに動かし、外部の刺激に反応し始め、数日後には慣れ親しんだ先生の声を聞いて表情を変える様子も見られた。

そしてついに55日目、チュシくんは意識を取り戻し、左手を動かせるほどまで状態が改善した。

引用:CCTV
引用:CCTV

その後、先生とクラスメートたちは病院を訪れ、少年にカードとおもちゃを渡した。先生が「当分の間、宿題の心配はしなくていい」と冗談を言うと、チュシくんは目を大きく開け、手を振って反応した。

母親は「長い暗闇の中でついに光を見た気分だった」と話し、「諦めないで本当に良かった」と目を潤ませた。そして「この経験が同じ状況を経験する家族に小さな希望となることを願っている」と述べた。

現在、チュシくんの状態は徐々に安定しているが、完全な日常復帰までにはかなりのリハビリ時間が必要とされる。

このニュースを聞いたネットユーザーたちは「少年の回復はみんなの真心が作り出した結果だ」「母親と友人たちの愛が命を呼び覚ました」「必ず再び教室に戻ってくることを願っている」と応援のコメントを寄せている。

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