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5000光年先に現れた“宇宙の頭蓋骨”──NASA最新望遠鏡が捉えた衝撃の星雲

梶原圭介 アクセス  

引用:NASA
引用:NASA

地球から約5,000光年離れた宇宙で、透明な頭蓋骨を連想させる独特な姿の星雲が捉えられた。NASAの最新宇宙望遠鏡が赤外線を感知して撮影した、この写真は、今後その星雲の起源と運命を明らかにする上で重要な役割を果たすと見られている。

NASAは25日(現地時間)に公式資料を通じて、現在運用中のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影した「PMR1」という名の星雲の写真を公開した。星雲は宇宙の塵とガスが絡み合ってできた一種の雲だ。

PMR1の姿は奇怪だ。NASAは「透明な頭蓋骨の中にある脳と奇妙なほど似ている」と述べた。頭骨のように見える楕円の中に脳を連想させる曇った物体が位置している。左半球と右半球を分ける脳の中の境界線のような黒い線も見える。PMR1は、すでに退役したNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡が2013年に撮影しているが、今回公開された画像はそれをはるかに上回る画質となっている。技術の進歩による結果だ。

NASAが公開したPMR1の写真は合計2枚だ。被写体は同じだが、撮影結果は少し異なる。一つはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に搭載された撮影機器の中で「NIRCam」で撮影された。NIRCamは、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に搭載された装置で、宇宙から届く光の中から近赤外線領域だけを選んで撮影する。近赤外線は塵のような障害物を透視する。NIRCamで撮影したPMR1の写真に輝く星が多数撮影された理由だ。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に搭載された、もう一つの観測機器「MIRI」で撮影した写真は異なる。星よりも星雲の中の塵が立体感を持って詳細に撮影されている。これはMIRIが「中赤外線」を捉えるからだ。中赤外線は塵が発する微細な熱をしっかりと捉え、形と位置を把握する効果がある。

NASAはPMR1が寿命の終わりに差しかかった星の姿であると説明した。星は光と熱を発する燃料、つまり水素が枯渇し始めると、自身の外部層を塵とガスの形で放出するが、その姿が捉えられたものだ。

NASAは「今後PMR1で何が起こるかは明らかではない」と述べた。PMR1を作った星の質量が非常に大きければ劇的な爆発が起こるだろうが、太陽程度の質量の星であれば爆発なしに塵とガスを静かに放出し続ける可能性が高い。どのような状況が起こるかによって、今後PMR1の形状や大きさも変わると見られる。

NASAは「PMR1は研究がほとんど行われていない星雲」とし、「今回の写真がPMR1の詳細な特徴を明らかにするのに役立つだろう」と述べた。

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