
中国で手術を控えていた飼い主が、世話ができなくなった猫を現金とともにペットショップの前に残していったというエピソードが明らかになり、話題となっている。
15日付のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、7日、中国・雲南省楚雄のあるペットショップの前で、持ち主のいないグレーのキャリーケースが発見されたと伝えた。
ケースの中には、キジトラ1匹と札束、そして手書きのメモが入っていた。
身寄りのない者だと名乗る飼い主は、メモで「明日手術を受けるため、猫の世話ができない」と説明し、「どなたか優しい方が引き取ってくださることを心から願っている」と記していた。札束は、猫を引き取ってくれることへの感謝の気持ちとして添えられていた。
店の前に残されていた猫の名前は「到着した宝物」という意味の「ライバオ」だ。発見されたとき、ケースの中には清潔なフードボウルが2つ丁寧に置かれていた。猫の毛並みは良く、体つきも丸々としていたことから、飼い主が直前まで大切に世話をしていた様子がうかがえる。
店主のスンさんは、飼い主を探すため近隣の病院に問い合わせているという。スンさんは店の前に猫の写真を貼り、「猫は元気にしているので安心してください。手術から回復したら、いつでも会いに来てください」とのメッセージを添えた。
この話は中国のSNSで800万回以上再生され、大きな話題となった。現地のネットユーザーからは、ペットを気遣い、清潔な食器や現金を用意していた飼い主の思いやりに同情する声が寄せられている。
なお、昨年時点で中国の都市部におけるペット(犬・猫)の数は約1億2,600万匹と推計されており、急増傾向にある。













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