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「え、これがApple?」未発表“折りたたみiPhone”にファン失望…市場が期待しない理由

平野大地 アクセス  

米IT大手Appleのファンたちは、まだ発売されていないデバイスに対し、早くも失望の色を隠せずにいる。

14日(現地時間)の米ニューヨーク・ポストによると、「iPhone Fold」と推測されるダミーモデル(模型)の流出写真がネット上で話題を呼び、熱狂的なファンの間では、Appleの新作が革新ではなく失敗作に近いのではないかという批判が相次いでいる。

引用:X(旧Twitter)
引用:X(旧Twitter)

7日(現地時間)、オーストラリアのITティップスターであるソニー・ディクソン氏は自身の「X(旧Twitter)」アカウントに「iPhone FoldとiPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxの最終仕様を反映した独占ダミーモデル」と写真を公開した。

これに対する反応は冷ややかなものだった。あるネットユーザーは「Appleは方向性を見失っている」と厳しく批判し、別のユーザーは「折り目がひどく、サイズも小さいのに価格は相変わらず2,300ドル(約36万5,000円)もするだろう。いかにもAppleらしいやり方だ」と不満を露わにした。さらには「なんてことだ、フォールドはこんなに不格好なのか?」といった、あからさまな非難も相次いでいる。

流出した写真の折りたたみiPhoneは、横に開くブックスタイルで、厚いフレームの背面にはデュアルカメラが搭載されていた。カメラは引き続き、本体から出っ張ったデザインだった。

ミニマルな感性を期待していたファンにとって、今回のiPhone Foldの姿は期待外れだった。「片手に収まらないほど横幅が広すぎる」という不満とともに、iPhone 12から重宝されてきたMagSafe機能が省かれている点にも落胆の声が広がった。

Appleが公式に製品の存在を認めていない状態で、これほどの反発が起きるのは異例のことだ。しかし、水面下では折りたたみスマホの現実に向けた動きが捉えられている。

Appleは初の折りたたみデバイスをテストする過程で、エンジニアは予想以上に複雑かつ時間のかかる問題に直面し、苦労を重ねてきた。このため、発売延期説が浮上し、ウォール街では株価が5%以上、下落する騒動が起きたこともあった。

ある関係者はNikkei Asiaを通じて「初期の試験生産段階で予想以上に多くの問題が発生したのは事実であり、これらの解決と調整に追加の時間が必要だ。現在の状況は、大量生産のスケジュールに支障をきたす可能性がある」と伝えた。しかし、Appleが折りたたみiPhoneの発売を断念したわけではない。

ブルームバーグのマーク・ガーマン氏はニュースレターの中で「Apple初の折りたたみスマホは、今年末の通常のiPhone発売期間に合わせて登場する見通しだ」と分析した。また、今年9月にiPhone 18 Proシリーズとともにデビューを果たすと予測している。

引用:X(旧Twitter)
引用:X(旧Twitter)

計画通りに進んだとしても、Appleは2019年から折りたたみスマホを出している韓国のサムスン電子や米グーグルより数年遅れを取ることになる。

Appleは課題とされてきた画面のシワや耐久性、画質の問題を完全に解決し、製品競争力を確保する戦略だ。特に予想価格が2,000ドル(約31万7,400円)を上回ると見られ、iPhoneをさらに高価格帯のプレミアム領域へと引き上げる狙いがあるものとみられる。しかし、こうした野心的な計画にもかかわらず、市場の初動の反応は冷ややかだ。

あるネットユーザーは「形、機能、フォールド」というフレーズとともに自ら制作したスタイリッシュなコンセプト画像を投稿し、現在流出しているデザインを揶揄した。今回の新製品が市場に受け入れられるためには、Appleには技術的な解決策を超える「切り札」が必要と見られる。

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