闘病中も希望を失わず、ファンとの交流を続けていた中国の著名インフルエンサー、廖大雁が亡くなった。
4月17日(現地時間)、廖大雁の弟は、姉の個人チャンネルを通じて「姉が長い闘病の末、安らかに息を引き取った」と訃報を伝えた。
2022年9月に「小円形細胞肉腫」の末期と診断された廖大雁は、その後約4年にわたり闘病を続けてきた。

小円形細胞肉腫は、非常にまれで進行が速いがんの一種として知られている。廖大雁は闘病初期から自身のSNSに900本を超える動画を投稿し、闘病の日々を記録してきた。
病状の悪化に伴い、身体には苦痛を伴う変化が現れた。腹部の腫瘍が大きくなり続けたことで、未婚の彼女の腹部は、まるで臨月の妊婦のように膨らんでいった。生前の廖大雁は、自身の姿について「花の盛りの少女だった自分が、出産を控えた妊婦のような姿に変わってしまった」と自嘲気味に語りながらも、淡々と日常を発信し、多くの人の胸を打った。
医療関係者によると、巨大卵巣腫瘍や腹水は、初期には単なる腹部の張りと誤解されやすいという。
廖大雁もあらゆる治療法を試みたものの、腫瘍の進行を食い止めることはできなかった。痩せ細っていく手足とは対照的に膨らんでいく腹部を見て、ファンからは「手術ができなくてもいいから、どうか生きていてほしい」といった声が寄せられたものの結局、奇跡は起きなかった。
家族の献身的な愛情は、彼女が最後まで闘病を続ける支えとなった。廖大雁の両親ときょうだいは、4年にわたる闘病生活の間、一度も彼女を重荷だと感じたことはなかったという。母親が投稿した動画からは、廖大雁が最期の瞬間、両親に抱かれながら安らかに息を引き取った様子がうかがえた。













コメント0