東京近郊でもクマ出没拡大…狩猟禁止解除へ議論開始

東京都がツキノワグマの狩猟禁止を段階的に解除する方針の議論を始めた。クマの出没が東京近郊まで広がっていることを受けた措置である。
東京都、18年ぶりに狩猟禁止解除検討
8日(現地時間)読売新聞は、東京都が前日、東京都自然環境保全審議会を開き、ツキノワグマの狩猟禁止を段階的に解除する方針を議論したと報じた。
東京都は2008年からツキノワグマを狩猟禁止対象に指定してきた。しかし、山梨県や埼玉県と隣接する森林に生息するクマの個体数が増え、住宅地に出没する事例が相次いでいることから、来年にも狩猟禁止を解除する方向で検討が進められている。
東京都内のツキノワグマの個体数は最大378頭に達すると推定される。ただし、都は一律に管理するのではなく、クマの生息地・緩衝地帯・管理強化エリアなどに区分して管理する方針を立てたようだ。
山岳地形が多くクマ出没が頻繁な八王子市・奥多摩町など7つの市町村では、市街地とクマの移動通路である河川を管理区域に指定し、監視・捕獲を強化し、電気柵の設置も進めることが確認された。
世界有数のクマ生息国・日本、人命被害も続く
環境省の推計によると、日本全域に生息するクマは約5万6,000頭に達するという。カナダ、ロシア、アメリカを除けば、日本よりクマの生息数が多い国はなく、国土面積を考慮すると、日本は世界有数のクマ生息国と言える。
八王子市は市内の小学生にクマ警戒用の鈴を配布し、捕獲檻を設置するなどの対応に乗り出した。栃木県宇都宮市では、市街地でのクマ目撃通報が相次ぎ、大学では休講、小中学校では休校となる事例もあった。
昨年に続き、今年もクマが人を襲うなどの被害が続いている。4月1日以降、少なくとも5人がクマによって命を落とした。恐怖が広がる中、唐辛子と胡椒から抽出したカプサイシンで作られたクマスプレーが登山者の必需品として浮上している。現在、日本の自治体の首長らは、趣味目的での入山を控えるよう繰り返し呼びかけている。













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