
不思議なことに、頼まれてもいないのに自らタオルを口にくわえて持ってくる猫がいる。その姿があまりにも愛らしく、飼い主は何度も褒めてしまったという。
ところが数日後、飼い主は、猫を褒めたことを深く後悔することになる。
はたしてその理由とは。

SNSに、自分の体よりも大きなタオルを口にくわえて飼い主のもとへ運ぶ猫の姿を捉えた動画が投稿された。
この猫は以前、偶然タオルを口にくわえて飼い主のもとへ持ってきたことがあったという。その時、飼い主は猫の行動をとても愛らしく思い、褒めてしまった。
その褒め言葉が後々思わぬ影響を及ぼすとは、全く予想していなかったのだ。

驚くべきことに、猫はその後何度もタオルを口にくわえて飼い主のもとへ持ってくるようになったという。
猫の立場からすれば、タオルを口にくわえて飼い主のもとへ持って行ったときに褒められたことが強く印象に残ったようだ。
飼い主にまたタオルを持っていけば褒めてもらえるだろうと考え、猫は繰り返しタオルを口にくわえて持ってくるようになったのだ。

早く褒めてほしいとばかりに飼い主に迫る猫の姿が実に愛らしい。
このように猫も、切実に飼い主の愛情と関心を求めているという事実。見れば見るほど愛おしくなる。やはり猫にはかなわない。