
米国で探査系リアリティ番組に出演していたタレントが、服役中に同房者を殺害したと報じられ、波紋が広がっている。
30日(現地時間)、米国の「FOX5」によると、ラスベガス警察は26日、クラーク・カウンティ拘置所で受刑者のチャド・オリンジャー容疑者(41)が、同房のクリストファー・ケリーさん(42)を殺害したとして、殺人容疑で再逮捕したと発表した。
報告書によれば、巡回中の刑務官が意識不明で倒れていたケリーさんを発見し、オリンジャー容疑者に問いただしたところ、同容疑者は「体調が悪い」と答えたという。刑務官は房内でケリーさんの顔に血痕を確認して通報し、到着した医療チームが死亡を確認した。
隣房の受刑者は、2人が争う音に続き「助けて」という悲鳴を聞いたと証言している。別の受刑者も「殴られている、殺されている、助けて」という声を聞いたと述べた。
オリンジャー容疑者は直ちに仮留置所へと移送された。警察の取り調べに対し、同容疑者は「過去のトラウマがあり、直近の記憶を思い出せない」と主張したが、薬物の使用歴や記憶障害、精神疾患の診断歴などは確認されていない。逮捕時には意味不明な言動を繰り返し、「人の内面を読み取れる特異な能力がある」と述べ、ケリーさんが児童性犯罪者だと確信したと主張した。
しかし、被害者のケリーさんは児童性犯罪ではなく、別の罪で収監されていたことが明らかになっている。オリンジャー容疑者は衝動的な犯行であったことを認め、「相手の悪い面を知ると対処しようとする。何かを知った瞬間、内面で何かが断ち切れる感覚がある」と語ったという。
クラーク郡拘置所の記録によれば、オリンジャー容疑者は12月18日に法廷侮辱罪で有罪判決を受け、2026年1月12日に釈放される予定であった。しかし、今回の殺人容疑によって再収監されており、現在は法廷への出廷を控えている状況だ。
一方で、オリンジャー容疑者は「ディスカバリーチャンネル」で放送されたリアリティ探査番組『ゴールド・ミステリー伝説の宝を探せ!』に出演し、名を馳せていた。同容疑者はユタ州の「ブラインド・フロッグ・ランチ」を所有するドゥエイン・オーリンジャー氏の息子であり、番組では親子が宝物と謎を追う様子が映し出されていた。













コメント0