
台湾で夫の不倫を主張し、多額の損害賠償を求めた妻の訴訟で、裁判所は性行為の有無は認めないものの、不適切な行為があったと判断し、賠償責任を認めた。
7日、「台湾TVBS」によれば台北に住む女性Aさんは、夫Bが女性マッサージ師と不適切な関係を持ったとして100万台湾ドル(約461万9,000円)の損害賠償を請求する訴訟を起こした。
Aさんは裁判の過程で、夫が2024年9月から2025年1月まで台北と新北市、桃園市、イランなどの複数のホテルを行き来し、当該マッサージ師と共に宿泊し、計18回にわたり性行為を持ったと主張した。
また2025年3月、マッサージ師が「二度と連絡しない」と謝罪文にサインしたにもかかわらず、翌日再び連絡を取り合い、5月には共にホテルに滞在したとし、信頼を完全に裏切った行為だと強調した。
これに対して夫Bはマッサージ師との関係を否定した。彼はマッサージ店で知り合った後、月に一度程度ホテルでオイルマッサージを受けただけで、性行為はなかったと釈明した。
マッサージ師も性的関係はなかったとし、2025年3月にメッセージの返信を受けて初めて相手が既婚者だと知ったと主張した。謝罪文も法的対応をするという圧力の下で作成されたもので、その後の連絡は状況を確認するための電話だったと説明した。
臺灣士林地方法院はAさんが主張した18回の性行為について、これを裏付ける直接的な証拠が不足していると判断した。特に謝罪文にも宿泊や性行為に関する具体的な言及がない点を挙げ、関連する主張の信憑性を認めるのは難しいとした。
ただし裁判所は、夫がホテルの客室でマッサージ師と二人きりで過ごし、裸の状態でマッサージを受けた行為自体は社会通念上、容認し難く、配偶者の婚姻関係を侵害した不適切な行動に該当すると見なした。
これにより裁判所は夫とマッサージ師に共同責任を認め、10万台湾ドル(約46万1,900円)の損害賠償金を共に支払うよう判決した。この事件は現在控訴審が進行中だ。













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