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「酔って機内は無法地帯に」操縦室前で怒号、乗務員に強制接触 英国人被告の結末

望月博樹 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

酒に酔った状態で機内で騒乱を起こし、客室乗務員にキスを強要しようとした英国籍の実業家の事件が、法廷で審理されている。

英紙「デイリー・メール」などによると、実業家フィリップ・グールド被告(64)が昨年6月25日、バハマからロンドン・ヒースロー空港へ向かうブリティッシュ・エアウェイズ(BA)便の機内で、過度な飲酒により機内秩序を乱した罪などに問われ、裁判にかけられている。

グールド被告は妻とともにカリブ海地域での休暇を終え、帰国する途中、機内でワインやウォッカを大量に摂取していたとされる。被告は妻と口論になったほか、客室乗務員に対しても乱暴な言動を繰り返すなど、トラブルを相次いで引き起こした。

特に、追加の酒類提供が打ち切られると、被告は乗務員と激しく衝突。その過程で操縦室付近へ移動しようとして大声で叫ぶなど、航空機の安全運航に支障をきたした。検察側は「被告が操縦室のドアを叩きながら怒鳴り声を上げ、乗務員が対応せざるを得ない状況に追い込まれた」と説明した。

事態が悪化する中で、グールド被告は妻と身体的な衝突を起こし、制止に入った客室乗務員に対しても不適切な言動を取ったとされる。特に男性客室乗務員に対しては、執拗に身体的接触を繰り返し、キスを強要しようとしたほか、女性乗務員に対しても侮辱的な発言に及んだという。検察側は「被告の行動は次第に制御不能な状態へとエスカレートし、航空機の安全を深刻に脅かす水準に達していた」と強調した。

グールド被告は飛行中に最終的に眠り込み、ボーイング777-200型機がヒースロー空港に着陸した直後、警察に逮捕された。

被告はその後、強制わいせつ、暴行の容疑2件、航空機を危険にさらすおそれのある無謀な行為、機内での飲酒行為など、すべての容疑を認めた。グールド被告は「ワインとウォッカを併飲したことで判断力が鈍った」と述べ、飲酒が原因であったと主張した。一方、弁護側は、グールド被告が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っており、事件については深く反省していると訴えている。

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