
アメリカで、女性が自分の双子の息子を9年間にわたり自宅に監禁し、極度の栄養失調状態で放置していたとして起訴され、社会に衝撃が広がっている。
23日(現地時間)ニューヨーク・ポストによると、事件は昨年10月、ニューヨーク市児童福祉局(ACS)の職員が通報を受け、ニューヨーク・ブロンクス・リバーデールにあるアパートを訪れたことで明らかになったという。ドアが開くと、調査官らは14歳の双子の少年が、8歳くらいに見えるほど小柄な姿でいるのを確認した。
室内からは乳幼児用のシリアルや哺乳瓶、幼児向けのおもちゃが見つかった。一方で、10代の子どもに必要な食べ物や本、衣類などは一切なかったとされている。双子の体重はそれぞれ約23kg、24kgで、健康な14歳の半分にも満たない水準だったという。
「赤ちゃんのままでいてほしかったようだ」近隣住民の証言
近隣住民らは、母親リセット・ソト・ドメネク(64)が、子供たちを外の世界から徹底的に隔離してきたと証言している。一部の住民は「息子たちが成長することを望んでいなかったようだ」と語った。ドメネクが彼らに今もおむつを履かせ、哺乳瓶で食事を与えていたとの主張も出ている。
また、ある住民は、以前からACSに子供たちの存在を通報していたものの、実質的な措置が取られなかったのではないかと疑問を呈していることも伝えられた。
虐待・放置容疑で起訴
ドメネクは去る20日、現地警察に逮捕され、児童放置、暴行、虚偽書類提出など複数の容疑で起訴された。検察によると、ドメネクは2017年以降、子供たちを学校に通わせておらず、虚偽の「ホームスクーリング」書類を提出して事実を隠していたという。
事件を捜査した検察関係者は「このような形態の児童虐待は極めて稀で、子供たちの健康と発達に深刻な被害を与えた」と述べた。
双子の少年は保護後、地域の小児病院に移され、3か月間治療を受けた後、現在は保護施設で回復していると伝えられている。
ドメネクは、2万5,000ドル(約380万円)の現金保釈金を支払い、釈放された状態だという。














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