
タイの高校で10代の少年が人質事件を起こし、生徒を救おうとした校長を銃で撃ち、命を落とすという痛ましい事件が発生した。
12日(現地時間)、AP通信は、前日の午後1時30分頃、タイ南部のソンクラー県ハジャイ地域のある高校で、10代の少年が銃を持って侵入したと報じた。少年は近隣の民家で騒ぎを起こし、通報を受けて出動した警察官に刃物を振り回して警察の銃を奪った後、逃走したという。
学校に侵入した少年は女子生徒1人を人質に取った。これを目にしたサシパット・シンサモソン校長は「生徒を解放し、私を人質にせよ」と説得を試みた。その瞬間、少年が発砲し、銃撃を受けた校長はすぐに病院に搬送されたが、過度の出血により翌朝息を引き取った。
約2時間続いた人質事件は、警察の発砲で少年が撃たれ、終結した。2階から飛び降りて脱出を試みた生徒1人を除き、幸いにも全員が無事に救出された。
警察の調べによると、少年は昨年精神科治療を受けた経歴があり、常習的に薬物を使用していたとされる。
事件後、学校側は公式SNSを通じて、あなたを失ったが、あなたが残した思い出と善良さは永遠に私たちの心に刻まれるとサシパット校長を追悼した。
一方、タイでは近年銃器事件が相次いでいる。2022年10月には元警察官が幼稚園で銃を乱射し、子供20人を含む37人が命を落とす惨事が発生した。昨年7月にもバンコクの有名市場で銃撃事件により5人が死亡している。













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