メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「兵器に使うなら消す」 削除率295%増、ユーザーがOpenAIに突きつけた答え

有馬侑之介 アクセス  

引用:X(ツイッター)
引用:X(ツイッター)

OpenAIが米国防総省と協力契約を結んだことが明らかになり、ChatGPTの削除運動が拡大している。紛争地でAI技術の活用事例が増える中、AIの軍事利用の範囲について国際的な合意と規制が必要だとの声が一段と高まっている。

Anthropic排除直後に米国防総省と契約したOpenAI 

ChatGPTの削除運動は先月27日(現地時間)、トランプ政権がAI企業アンソロピック(Anthropic)を排除した直後、OpenAIが国防総省の機密ネットワークにAIモデルを提供する契約を結んだとの報道をきっかけに急速に拡大した。

アンソロピックはAIモデル「Claude(クロード)」を国防総省に提供していたが、大規模な国民監視や自律型殺傷兵器への使用を禁じる方針を掲げ、政府が求めた「すべての合法的利用」への同意を拒否した。これを受け、トランプ米大統領はすべての連邦機関に対し、アンソロピック技術の使用停止を指示。国防総省は同社を国家安全保障上の「サプライチェーンリスク企業」に指定した。

こうした状況下でOpenAIが国防総省と機密ネットワーク向けAIサービスの契約を結んだことで、倫理を巡る議論が広がった。これを受け、OpenAIは契約書に「AIシステムを米市民および居住者に対する意図的な国内監視に使用しない」との追加条項を盛り込むと発表した。

OpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)もSNS上で、今回の契約プロセスが機会主義的に見えた可能性を認めた。一方で、殺傷兵器への利用を禁止する内容は明記しているとし、アンソロピックをリスク企業に指定すべきではないとの立場を示したとのことだ。

引用:X(ツイッター)
引用:X(ツイッター)

ボイコット運動と相次ぐ幹部の辞任 

しかし、批判の声は収まる気配を見せていない。市場調査会社センサータワーによると、ChatGPTアプリの削除率はわずか1日で295%増加した。OpenAI本社前では抗議デモも行われ、参加者はAI兵器への反対を訴えるメッセージを掲げた。

社内からも反発が出ている。OpenAIのロボティクス部門責任者だったケイトリン・カリノウスキー氏は7日(現地時間)、自身のSNSで退社を発表。「司法の監督なしに国民を監視したり、人間の承認なしに殺傷判断を行う自律システムは、深刻に検討すべき問題だ」と指摘し、同社の契約は必要な安全装置が整わないまま発表されたと批判した。

引用:X(ツイッター)
引用:X(ツイッター)

兵器化するAI 法的拘束力のある規制求める声 

AIはすでに軍事作戦の核心的ツールとなっている。ウクライナ紛争では米パランティア社のAIシステムが攻撃座標の算出に使用され、最近の米軍によるイラン空爆でも、AI軍事情報プラットフォーム「メイヴン・スマートシステム(Maven Smart System)」が投入されたと伝えられている。このシステムには複数のAIモデルが活用され、数百の攻撃目標の提案や優先順位の分析を担った。

AIの軍事利用が急速に進む中、専門家からは懸念の声が上がっている。AI開発者のシン・ミンギ氏は「高度に自動化された戦争の許容範囲について議論が進まないまま、現実が先行している」と指摘。AIによる判断の高速化が制御不能な対立を招き、民間人の被害を拡大させる恐れがあると警告した。

国際的な規制整備も急務だ。市民団体関係者は、国連レベルでの自律型殺傷兵器に関する議論が10年以上続いているものの、いまだに法的拘束力のある規制や定義の合意に至っていない現状を批判している。企業独自の倫理基準だけでなく、法律による明確な禁止・制限が必要だとの声が強まっており、今回のChatGPTボイコットを機に、AIの軍事利用に対する境界線をどこに引くべきかという議論を深める必要があるとしている。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「給料は増えないのに、食費だけ高くなる」…食品2万品目値上げへ、家計直撃の現実
  • 「自殺目的」は作り話だったのか…女子高生殺害の23歳男、検察が見抜いた“本当の狙い”
  • 妻と娘が中にいる家を掘削機で破壊…酔った男の「離婚なら家ごと壊す」実行犯
  • 深夜2時にマンホールから7人が出てきて素早く着替え…ブルックリンの謎の集団は何者か?
  • 「記録的な現象になる可能性がある」国連が警告する数週間以内の"スーパーエルニーニョ"
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    オレシュニクに誤作動疑惑、ロシア軍拠点を誤爆した可能性浮上

    ニュース 

  • 2
    外国人の不動産規制を見送った日本…「3%程度で、実態は不透明」

    ニュース 

  • 3
    「4WDは車を無敵にする魔法じゃない!」専門家が怒る、ドライバーの思い込みとその代償

    モビリティー 

  • 4
    EU、「域外送還ハブ設置」の強硬な移民法に合意…外国人嫌悪論争も

    ニュース 

  • 5
    「カーナビ中に高温警告」スマホを車に繋ぐと熱くなる、Android Autoの落とし穴

    モビリティー 

話題

  • 1
    「金持ちはさらに金持ちに」米国上位10%が全資産の68%保有、K字型経済の残酷な現実

    ニュース 

  • 2
    Amazon創業者ベゾス氏の“巨大ロケット”が発射台ごと爆発…「NASA月面計画」に暗雲

    ニュース 

  • 3
    「完璧な状態」とされたトランプ氏の健康診断…医療陣「重要な数値が抜けている」

    ニュース 

  • 4
    「AIは電気なしでは動かない」…日本が狙い始めた“データセンター電池”という新主戦場

    ニュース 

  • 5
    中国企業ベンツは米国から出ていけ?!」ベンツを襲う中国株の影

    モビリティー