
中国・北京で、90歳近い女性が自宅マンションの寝室から出られなくなり、27階の外壁を伝って下りるという事態が発生した。
香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが9日に報じたところによると、89歳の女性Aさんが1日、マンションの26階付近の外壁にいるのを目撃された。階下にいた清掃員と警備員が、どこからかかすかな声が聞こえたため見上げると、1人の女性が外壁に設置されたエアコン室外機の保護カバーを両手でしっかりと握っていたという。
2人は直ちに警察へ通報するとともに、Aさんに向かって、その場から動かずに救助を待つよう大声で呼びかけたという。しかしAさんは、消防隊員が到着するまでの間も下方へ移動し続け、最終的に、地上およそ50メートルの高さにあたる21階で動きを止めた。消防隊員は、建物の内部から救出する方法を取らざるを得なかった。
消防隊員は21階の窓を開けてAさんを屋内に引き入れ、救助したという。Aさんは強い疲労と恐怖を訴えたが、けがはなかったという。
その後の調査で、Aさんは27階の住人で、誤って寝室から出られなくなっていたことが分かった。携帯電話もリビングに置いたままで、外部に助けを求めることができなかったという。Aさんはやむを得ず、エアコン室外機のレールを伝って下りる方法を選んだという。Aさんは、消防隊員が救助しなければ1階まで下り続けるつもりだったと語っている。













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